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横浜FMが2点ビハインドから逆転勝ち!暫定2位浮上!!首位神戸は大迫のヒール弾が幻に…

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A・ロペスが2得点した

[4.22 J1第9節 神戸2-3横浜FM ノエスタ]

 5位の横浜F・マリノスが敵地で首位のヴィッセル神戸を3-2で破った。2戦ぶりに勝ち点3を積み上げた横浜FMは暫定2位に浮上。神戸はリーグ戦では5試合ぶりに黒星を喫した。

 前半から打ち合いとなった。まずは神戸が前半19分にDF本多勇喜のロングフィードから相手のバックラインの連携ミスを誘う。前に出ていたGK一森純を追い越したFW汰木康也が無人のゴールに流し込んで先制に成功すると、同28分には汰木の左クロスにFW大迫勇也が頭で合わせて加点。横浜FM下部組織出身の汰木が1ゴール1アシストの活躍をみせて、試合を優位に持ち込んだ。

 しかしディフェンディングチャンピオンはそう簡単には負けない。横浜FMは前半33分にMF水沼宏太の縦パスでエリア中央を抜け出したFWアンデルソン・ロペスの3試合連続となるゴールで1点を返すと、同アディショナルタイムには右サイドに流れたボールを水沼が折り返すと、MF渡辺皓太がゴール左隅にコントロールショットを蹴り込んで、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

 後半に入るとすぐにまたも神戸が試合を動かす。2分、高い位置でボールを奪ったFW武藤嘉紀のクロスに走り込んだ大迫が絶妙なヒールキックで流し込んで勝ち越しに成功。…しかたに思えたが、ここでVARのチェックが入る。主審によるオン・フィールド・レビューを挟まずに、オフサイド判定が下り、ゴールが取り消される。神戸は同17分にカウンターからDF酒井高徳が展開したボールから汰木がフィニッシュするが、GK一森にわずかに触られて得点できなかった。

 すると終盤に横浜FMに逆転弾が生まれる。後半37分、酒井を3人で囲んでボールを奪うと、FWヤン・マテウスが持ち込んで左クロス。これをゴール中央で頭で合わせたA・ロペスが決めきって2点ビハインドをついに跳ね返した。

 勝ち越された神戸は直後に武藤がクロスから決定機を迎えたが、シュートはポストを直撃。後半41分からはその武藤を下げてMFアンドレス・イニエスタを投入。中盤に厚みを持たせて圧力をかけると、同42分にはDF初瀬亮の左クロスがエリア内でDF角田涼太朗のハンドを誘ったかに思えたが、笛は鳴らなかった。

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