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Jリーグが秋春制移行案を初公表!! スケジュールなど概要判明、年内に正式決議へ

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 Jリーグは25日、理事会後に記者会見を開き、秋春制へのシーズン移行案を報道陣に公表した。

 Jリーグでは今月、一部メディアによってシーズン移行が検討されていることが報じられていたが、リーグ側が方針を明かすのは初めてとなった。Jリーグによると、シーズン移行の検討は「外部環境の変化の変化をきっかけに、日本サッカーにとって最適なカレンダーを考える」ためとしている。

 外部環境の変化とはAFCチャンピオンズリーグが次回大会の2023-24シーズンから秋春制に移行することに加え、25年からのクラブW杯の制度変更、26年からの国際Aマッチウインドーの変更(現行の9月2試合、10月2試合→9〜10月4試合)、創設が見込まれるクラブ大陸王者大会(仮称)の影響を指すという。

 またJリーグによる移行後のスケジュール案も判明。開幕が「7月最終週〜8月1週ごろ」、閉幕が「5月最終週〜6月1週ごろ」と想定した上で、「12月3〜4週ごろ」から「2月1〜2週ごろ」までの約1か月超にわたってウインターブレイクを設置する形となっている。

 シーズン移行の検討手続きは今月をめどに初期整理を完了し、5月にかけて「メリットの明確化」「懸念点と解決方策の明確化」を実施する予定。また5〜7月に「必要な情報の収集・整理」、7〜9月に「整理した情報を元にした方向性の議論」のフェーズに入り、年内に理事会で正式な決議を取る予定だという。

 また移行することが決まった場合、最速のタイミングは北中米W杯後の2026-27シーズンと「仮置き」。移行期は25シーズンの終了後に26年前半に0.5シーズンのリーグ戦を行うか、25年から26年前半にかけて1.5シーズンのリーグ戦を行うかの2案が想定されている。

(取材・文 竹内達也)
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