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野々村チェアマンは賛否明言せず「まっさらに意見を聞いていきたい」

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野々村芳和チェアマン

 Jリーグは25日、理事会後に記者会見を開き、秋春制へのシーズン移行案を報道陣に公表した。

 今月に入り、一部メディアによってJリーグがシーズン移行の検討を行っていると報じられていたが、リーグ側が方針を表明するのはこれが初めて。「7月最終週〜8月1週ごろ」開幕、「5月最終週〜6月1週ごろ」閉幕、ウインターブレイクは「12月3〜4週ごろから2月1〜2週ごろまで」といったスケジュール案が公表されたほか、年内に理事会決議を行うこと、移行は最速でも26-27シーズンからになることも明らかになった。

 一方、野々村芳和チェアマンは自身の立場を「クラブの実行委員としてなら自分の意見は述べても問題なかったが、いろんな情報が錯綜するのも良くないので、僕はいろんな人、いろんなステークホルダーにまっさらに意見を聞いていきたい」と述べ、シーズン移行への賛否を明らかにしなかった。

 また今回Jリーグ案を公表するに至った経緯として「報道が出たからではない」としつつ、「Jリーグとして公式に会議の内容や、どんなことが話し合われているか、どんなプロセスで話し合っていくかを開示しようと思っていた」と強調。「いろんな噂の情報や推定も含め、いろんなことが出てくるかもしれないが、Jリーグの発信が現状を伝えていると思っていただいていい」と今後も継続的に情報公開を行う姿勢を示した。

(取材・文 竹内達也)
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