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FC東京MF松木玖生はきょう20歳の誕生日…10代は「非常に満足」20代は「巧い、強いより怖い選手に」

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MF松木玖生が4月30日で20歳に

[4.29 J1第10節 FC東京 2-1 新潟 味スタ]

 10代ラストマッチを勝利で飾った。FC東京のMF松木玖生は20歳の誕生日前日もフル稼働で走り抜いた。10代のサッカーキャリアについて「非常に満足しました。いい経験を一年目でさせてもらった」と振り返った。

 4月30日の誕生日を前に、今季初の連勝を手にした。3月からリーグ戦4試合連続で未勝利が続いていたが、前節・サンフレッチェ広島戦で接戦を制すと、今節も昇格組・アルビレックス新潟を相手に前半2得点で逃げ切った。松木は「まず勝てたことが一番よかった」と振り返りつつ「前半はあまりいいプレーができなかった。試合の中で流れを自分たちで変えることができて、少しボールを握ることができたのは収穫」と総括した。

 青森山田高での3冠達成や、世代別代表での経験、そしてFC東京ではプロ初年度から開幕スタメンを飾ってリーグ戦31試合2得点と戦い抜いた。10代のサッカーキャリアを「非常に満足」とまとめる。「いい経験を一年目でさせてもらった。これを次につなげるようにしていきたい」と意気込んだ。

 若手から中堅、そしてベテランになっていく20代に突入する。松木は20代での目標を「巧い、強いというより怖い選手にならないといけない」と明かす。“怖い”というのは、いろんなところに顔を出して結果を残すという意味だという。「目に見える結果、ゴールやアシストを増やしていくこと。そこを目標にやっていきたい」とさらなる成長を力強く語った。

(取材・文 石川祐介)
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