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福岡がFC東京との6位7位対決を制して4戦ぶり白星! 紺野が躍動、山岸が決勝点…FC東京は3連勝ならず

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福岡MF山岸祐也が決勝ゴール

[5.3 J1第11節 福岡 1-0 FC東京 ベススタ]

 J1リーグは3日に第11節を行った。アビスパ福岡FC東京は、福岡が1-0で勝利。MF山岸祐也が後半27分に決めたゴールが決勝点となった。

 福岡は前節のホーム初黒星で3試合未勝利が続く。FC東京は前節にアルビレックス新潟との接戦を制して今季初の連勝を達成。勢いに乗ったまま敵地に乗り込んだ。前半ひと際輝いたのは、古巣・FC東京との対戦に燃える福岡MF紺野和也。前半7分にカットインから左足シュートを放つと、同16分には細かいドリブルから中盤を突破し、最前線にスルーパスを送った。

 一方、FC東京もチャンスを作る。前半19分、MF渡邊凌磨がPA手前から左足シュートを放ち、ゴール左ポストに直撃。両者決定機を決めきれないまま、前半はスコアレスで折り返した。

 後半も福岡は紺野を中心に攻勢を強める。FC東京は流れを変えるべく、後半18分に交代枠を使用。FW仲川輝人を下げ、MF小泉慶を投入した。小泉とMF東慶悟がボランチでコンビを組み、MF松木玖生が一列前に出た。

 後半25分近くになり、スコアレスの両者はさらに交代カードを使う。福岡はFW鶴野怜樹からFW佐藤凌我に代わる。FC東京は松木、DF徳元悠平、MF安部柊斗が下がり、DF森重真人、DFバングーナガンデ佳史扶、FWアダイウトンが入った。

 この交代策が的中したのは福岡だった。後半27分、細かいパスで前線につなぎ、敵陣PA内で佐藤が混戦の中を粘る。こぼれ球を山岸が左足シュートで押し込み、今季5ゴール目で待望の先制点を手にした。福岡は先制直後に山岸を途中交代させ、DF三國ケネディエブスが出場する。三國は2トップの一角から終盤には後ろに下がり、守備を固めていった。

 試合はそのまま終了し、福岡が1-0で勝利。4試合ぶりの白星を挙げた。一方、FC東京は3試合ぶりの黒星となった。

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