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脇坂泰斗が川崎Fにホーム初勝利もたらす決勝弾! 試合後、中村憲剛から「1、2、3ダー!」のアドバイスも

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MF脇坂泰斗

[5.7 J1第12節 川崎F 1-0 鳥栖 等々力]

 待望のリーグ戦ホーム初勝利となった。川崎フロンターレはMF脇坂泰斗のゴールで今季初の3連勝を達成。お決まりの「1、2、3ダー!」パフォーマンスで等々力陸上競技場を盛り上げた。脇坂は「気持ちの入ったゲームができた。3連勝だがこれに満足せず、4連勝、5連勝としていければ」と前を向いた。

 前半を0-0で折り返すと、後半7分に脇坂が均衡を破った。右サイドからFW家長昭博が浮き球パスを敵陣PA内に送ると、FW宮代大聖が相手DFを引き付けながらPA中央にスペースを作る。そこへ走りこんだのが脇坂だ。「意外と冷静にGKの動きも見れて、取りづらいところに流し込めば入るかなと。打ったらきれいに入ったのでよかった」。浮き球を冷静に処理し、リーグ戦3試合ぶりとなる今季2点目をゴールに決め切った。

 90分を通し、川崎Fは攻勢を緩めず。追加点こそ奪えなかったが、危なげなく勝ち点3を手にした。脇坂はチームの雰囲気の向上が勝因につながっていると語る。練習場での厳しいトレーニング、激しい競争を勝ち抜いたからこそ生まれる責任。選手たちがその責任を背負い、自信を持ってプレーすることが「勝ち点に直結している一番の要因」と強調した。

 脇坂はゴール後、今シーズンのゴールパフォーマンスである「1、2、3ダー!」をサポーターとともに行った。試合後、脇坂が取材陣のところに来る直前、中村憲剛氏がマンツーマンでアドバイス。会話こそ聞こえなかったが、中村氏が「ダー!」と拳を掲げていたことから、それはゴールパフォーマンスに関するものとみられる。囲み取材で脇坂に質問が飛ぶと「1、2、3ダーのダーのところをガッとやれって言われました」と告白。次のパフォーマンスではさらなる改善が期待できそうだ。

(取材・文 石川祐介)
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