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川崎FはFW宮代大聖が追撃弾も届かず「もっと前半から…」

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川崎FのFW宮代大聖

[5.12 J1第13節 FC東京 2-1 川崎F 国立]

 反撃の狼煙となる一撃だったが、あと1点が遠かった。川崎フロンターレは0-2の前半39分にFW宮代大聖が追撃弾。MF瀬古樹の縦パスを受けると、PA内左から右足でゴール右隅に流し込んだ。

 直前の前半37分にはMF家長昭博のロングシュートのこぼれ球を拾って決定機を迎えたが、左足のシュートはGKに阻まれた。「直前に決定機を外していたし、貪欲に狙っていこうと思っていた」と胸を撫で下ろしたゴールが3試合ぶり今季4得点目。1-2と1点差に追い上げたが、後半7分にMF脇坂泰斗が一発退場となったのも響き、同点に追いつくことはできなかった。

「相手の素晴らしいゴールもあったけど、自分たちが思っていたような(試合の)入りができなかった。試合を通してもっともっとアグレッシブにできたかなと思うし、球際やこぼれ球をマイボールにするところで負けていた」

 前半12分、25分という早い時間の2失点を反省した宮代が「10人になっても自分たちのサッカーは展開できていた。それをもっと前半からやっていかないといけなかった」と振り返ったとおり、退場者が出てからは逆に相手を押し込む時間が増えただけに、立ち上がりの展開が悔やまれた。

(取材・文 西山紘平)
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