エース小川航基の決勝PK弾!柏の猛攻しのいだ横浜FCが最下位脱出!!
柏を下した横浜FCはアウェーでの今季初勝利を飾った
[5.13 J1第13節 柏 0-1 横浜FC 三協F柏]
13日、J1第13節が各地で行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルと横浜FCが対戦した。試合は、FW小川航基のPKを最後まで守りきった横浜FCが、2試合ぶりの白星を飾った。
2勝5分5敗で16位の柏は、現在3戦負けなし(1勝2分)。3試合連続で同じスタメンが並び、チーム最多得点(4得点)のFW細谷真大が4-2-3-1の最前線、その下にはMFマテウス・サヴィオが入った。
一方、1勝3分8敗で18位の横浜FCは、0-3の敗戦を喫した前節・神戸戦の先発から3選手を入れ替えて、MF伊藤翔、MF井上潮音、MF近藤友喜を起用。伊藤は今季初先発となった。1トップにはチーム得点王(5得点)の小川がおさまった。[スタメン&布陣はコチラ]
開始早々に敵陣でFKを獲得し、その流れからMF山下諒也がファーストシュートを放つなど、いい入りをしたのは横浜FCだったが、その後は柏が攻勢に出る。ボール支配率を高めつつ、細谷とトップ下のサヴィオを中心に横浜FCゴールにせまっていく。7分にはDF三丸拡のクロスをサヴィオが頭で狙ったが、GKスベンド・ブローダーセンの守備範囲だった。
前半20分には、MF小屋松知哉がドリブルで左サイドを突破、裏に受けた細谷にパスが通ると、ペナルティーエリア内からシュート性のボールを入れる。GKブローダーセンが手ではじいてところをサヴィオがつめるも、押し込むことはできなかった。
横浜FCは敵陣からのショートカウンターで井上がミドルシュートを狙うなど、カウンター中心の攻撃だったが、前半の中盤にはボールをつなぎながら流れを引き寄せるも、反対に柏が鋭いカウンターを繰り出していく。
同33分には、柏に決定機が訪れる。敵陣左サイドでボールを奪った小屋松がそのまま持ち上がり、中央のサヴィオへ。サヴィオのシュートは横浜FC守備陣のブロックにあったが、こぼれ球をひろったMF戸嶋祥郎が最終ラインの裏へ抜けたサヴィオへ浮き球を送る。GKブローダーセンが飛び出したところをサヴィオは浮き球でゴールを狙ったが、カバーに入ったDFンドカ・ボニフェイスにヘディングで跳ね返されてゴールとはならなかった。
その2分後にも左サイドからチャンスを構築する柏は、ペナルティーエリアに進入した小屋松がゴール中央の細谷にチップパスを上げると、細谷は右足でボレーシュート。しかし、GKブローダーセンの好守にあってしまった。
ハーフタイムに、横浜FCはMFユーリ・ララからMF三田啓貴へと交代のカードを切り、三田は井上とともにボランチに入った。
後半、最初の決定機も柏に訪れた。8分、中盤からサヴィオがドリブルで持ち上がると、ペナルティーエリア内から強烈なシュートを見舞ったが、枠をとらえることはできなかった。
柏が前半ほど攻勢をかけられなくなっていた中で、横浜FCにチャンスが訪れる。23分、MF林幸多郎がペナルティーエリア内でクロスを上げたところ、スライディングにきていたDF片山瑛一がハンドをとられてPKに。これを小川がゴール右隅に沈めて、横浜FCが先制に成功する。
1点を追う展開になった柏は、サヴィオをボランチに下げつつ、FWフロートとFW武藤雄樹を入れて2トップへ。攻勢を強めるも1点が遠く、2試合連続の無得点で90分を終えた。
2試合ぶりの無失点で試合を終えた横浜FCは、勝ち点を9にのばすと、同7のG大阪をかわし、暫定ながら最下位を脱出して17位に浮上した。
(取材・文 奥山典幸)
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13日、J1第13節が各地で行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルと横浜FCが対戦した。試合は、FW小川航基のPKを最後まで守りきった横浜FCが、2試合ぶりの白星を飾った。
2勝5分5敗で16位の柏は、現在3戦負けなし(1勝2分)。3試合連続で同じスタメンが並び、チーム最多得点(4得点)のFW細谷真大が4-2-3-1の最前線、その下にはMFマテウス・サヴィオが入った。
一方、1勝3分8敗で18位の横浜FCは、0-3の敗戦を喫した前節・神戸戦の先発から3選手を入れ替えて、MF伊藤翔、MF井上潮音、MF近藤友喜を起用。伊藤は今季初先発となった。1トップにはチーム得点王(5得点)の小川がおさまった。[スタメン&布陣はコチラ]
開始早々に敵陣でFKを獲得し、その流れからMF山下諒也がファーストシュートを放つなど、いい入りをしたのは横浜FCだったが、その後は柏が攻勢に出る。ボール支配率を高めつつ、細谷とトップ下のサヴィオを中心に横浜FCゴールにせまっていく。7分にはDF三丸拡のクロスをサヴィオが頭で狙ったが、GKスベンド・ブローダーセンの守備範囲だった。
前半20分には、MF小屋松知哉がドリブルで左サイドを突破、裏に受けた細谷にパスが通ると、ペナルティーエリア内からシュート性のボールを入れる。GKブローダーセンが手ではじいてところをサヴィオがつめるも、押し込むことはできなかった。
横浜FCは敵陣からのショートカウンターで井上がミドルシュートを狙うなど、カウンター中心の攻撃だったが、前半の中盤にはボールをつなぎながら流れを引き寄せるも、反対に柏が鋭いカウンターを繰り出していく。
同33分には、柏に決定機が訪れる。敵陣左サイドでボールを奪った小屋松がそのまま持ち上がり、中央のサヴィオへ。サヴィオのシュートは横浜FC守備陣のブロックにあったが、こぼれ球をひろったMF戸嶋祥郎が最終ラインの裏へ抜けたサヴィオへ浮き球を送る。GKブローダーセンが飛び出したところをサヴィオは浮き球でゴールを狙ったが、カバーに入ったDFンドカ・ボニフェイスにヘディングで跳ね返されてゴールとはならなかった。
その2分後にも左サイドからチャンスを構築する柏は、ペナルティーエリアに進入した小屋松がゴール中央の細谷にチップパスを上げると、細谷は右足でボレーシュート。しかし、GKブローダーセンの好守にあってしまった。
ハーフタイムに、横浜FCはMFユーリ・ララからMF三田啓貴へと交代のカードを切り、三田は井上とともにボランチに入った。
後半、最初の決定機も柏に訪れた。8分、中盤からサヴィオがドリブルで持ち上がると、ペナルティーエリア内から強烈なシュートを見舞ったが、枠をとらえることはできなかった。
柏が前半ほど攻勢をかけられなくなっていた中で、横浜FCにチャンスが訪れる。23分、MF林幸多郎がペナルティーエリア内でクロスを上げたところ、スライディングにきていたDF片山瑛一がハンドをとられてPKに。これを小川がゴール右隅に沈めて、横浜FCが先制に成功する。
1点を追う展開になった柏は、サヴィオをボランチに下げつつ、FWフロートとFW武藤雄樹を入れて2トップへ。攻勢を強めるも1点が遠く、2試合連続の無得点で90分を終えた。
2試合ぶりの無失点で試合を終えた横浜FCは、勝ち点を9にのばすと、同7のG大阪をかわし、暫定ながら最下位を脱出して17位に浮上した。
(取材・文 奥山典幸)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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