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J30周年ベストゴール賞で思わぬ共演!? 久保竜彦氏にスーパーロング弾決められたGK山岸範宏氏がヘディング部門受賞「自分でも決まるとは」

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FW久保竜彦氏(写真中央)とGK山岸範宏氏(右)

 日本プロサッカーリーグは15日、Jリーグ30周年を記念する「J30ベストアウォーズ」を開催し、ベストゴールの各部門が発表された。

 ミドル/ロングシュート部門では2007年3月3日のJ1第1節の横浜FC浦和レッズ戦の後半44分にFW久保竜彦(当時横浜FC)が決めた強烈なロングシュートが受賞。表彰式に出席した久保氏は「いや、嬉しいです」と控えめに喜びを語った。

 記念品を受け取って「いやー、覚えてもらっていて嬉しいです」と照れ笑いの久保氏。司会の生島ヒロシ氏から「自信があったんですか?」と問われると「自信というか……行ってみようかなって思って」と“ドラゴン節”で振り返った。

 またこのゴールを決められたGKは、当時浦和所属だった山岸範宏氏。奇しくもヘディングシュート部門の受賞者としてこの場に同席しており、プレゼンターの松木安太郎氏からそのことを指摘されると、苦笑いを浮かべていた。

 山岸氏は山形時代の2014年11月30日にJ1昇格プレーオフ準決勝のジュビロ磐田対モンテディオ山形の後半アディショナルタイムに決めたヘディングシュートで受賞。「このゴールに投票してくださったサポーターの皆様、メディアの皆様に感謝したいとともに当時のチームメート、クラブスタッフにも感謝したい」と喜びのコメントを述べた。

 また「実は自分で決めるつもりはなかったんです」と後日談を吐露。「ゴールキーパーとして前線に上がって、相手選手を1人でも引きつけて、相手の守備隊形にスクランブルを起こせればと思っていた。自分でも決まるとは……」と驚きまじりに振り返った。

(取材・文 竹内達也)
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