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磐田がDFリカルド・グラッサ決勝弾で3連勝! 藤枝は“静岡三国決戦”2敗目で4連敗

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[5.17 J2第16節 藤枝 0-1 磐田 藤枝サ]

 J2リーグは17日、各地で第16節を開催した。静岡県の藤枝総合運動公園サッカー場では、8位ジュビロ磐田と13位藤枝MYFCが対戦。磐田が1-0で勝利した。

 “静岡三国決戦”の2戦目は藤枝と磐田が激突。清水エスパルスとのダービー戦となった前節を0ー5で落とし、3連敗を喫した藤枝は5試合ぶりの勝利を、磐田は3連勝を目指して意地と意地をぶつけた。

 試合は立ち上がりから一進一退の攻防となると、ホームの藤枝はFWアンデルソンが攻撃をけん引し、磐田ゴールを脅かす。その磐田はFWジャーメイン良をターゲットに攻勢に出ると、前半半ばにはDF鈴木雄斗のクロスにジャーメインがヘディング弾。ただここは、藤枝GK上田智輝が弾き出してピンチをしのいだ。
 
 磐田は前半32分に右足を痛めたMFドゥドゥに代わってMF古川陽介がピッチへ。藤枝は同44分にMF岩渕良太がゴール前に入れた浮き球のパスにMF渡邉りょうが飛び込むも、こちらはあと少し届かなかった。

 試合はスコアレスで前半を折り返すと、磐田はハーフタイムで2枚替え。MF鹿沼直生、MF山田大記を下げてMF山本康裕、MF藤川虎太朗をピッチへ送り込んだ。一方の藤枝は、選手交代なしで後半を迎えた。

 なおも一進一退のダービー戦。藤枝が最後尾からボールを繋いで前進を図ると、磐田はしっかりとした守備からカウンターを仕掛ける。藤枝は後半5分にルーズボールにMF横山暁之が右足を振ったが、シュートは枠の外。同11分には、渡邉が遠めから狙ったシュートをゴール前で横山がコースを変えてネットを揺らしたが、こちらはオフサイドの判定となった。

 超攻撃的なスタイルでここまで磐田ゴールを幾度となく脅かしていた藤枝だが、後半14分に、その中心となる渡邉が2枚目のイエローカードで退場処分。1人少ない状況となり、後半20分には岩渕に代えてMF小関陽星を投入した。

 勝利へゴールが欲しい磐田は後半22分、MF松本昌也に代わりFWファビアン・ゴンザレスが途中出場。その直後の右コーナーキックでは、MF上原力也が右足で蹴り込んだボールにDFリカルド・グラッサが頭で合わせて先制点を手にした。

 連敗を止めたい藤枝は反撃に向けて後半27分に3枚替え。アンデルソン、MF平尾拳士朗、DF小笠原佳祐に代わりFW矢村健、DF久富良輔、DF工藤孝太がピッチに立った。

 磐田は後半35分、DF松原后が獲得したペナルティキックで決定機を迎えるも、キッカーを務めたF・ゴンザレスのチップキックはゴールの上に。同38分には藤川、松原がゴール前で好機を迎えたが、藤枝守備陣の体を張ったディフェンスを前に屈した。試合は1-0のままタイムアップを迎え、磐田は3連勝。藤枝は4連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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