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OGで追いつかれるも追撃は許さず、神戸GK前川黛也「チームとして崩れなかった」

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リーグ最少失点を誇る神戸の守護神・前川黛也

[5.20 J1第14節 柏 1-1 神戸 三協F柏]

 1点を先行しながら試合を進めていたヴィッセル神戸は、柏レイソルに追いつかれ、敵地から勝ち点1を持ち帰った。

 失点の場面では、バックパスがそのままゴールに入ってしまい、オウンゴールと記録された。「相手のプレッシャーがきていたので、そこでちょっと(パスが)合わなくて。そんなに悲観的にならずに、試合を通してこういうことってチームとしてあるのかなと。そうなったときに、いかに冷静になって点を取りにいけるか」。GK前川黛也は、失点の形は問題ではないことを強調する。

 柏が選手交代をして攻勢をかけていた時間帯だったこともあり、MF齊藤未月も「相手の勢いがあったからこその失点だと思っているので、オウンゴールでしたけど誰かに取られていてもおかしくなかった」と、指摘する。

 追いつかれてからも、柏のFWフロートに決定機をつくられるなど、柏の攻勢を受けたが、試合は1-1で引き分けに終わった。「チームとして崩れなかったのは、すごくよかった」。前川は最後まで追加点を許さなかったことを、前向きにとらえていた。

 この日、キャプテンマークを巻いていたMF山口蛍は、「どちらかというとあんまりいいところはなかったと思うので、何がダメだったのかっていうのをしっかり分析して、次に活かして、次の試合に勝つことだけをやっていきたい」と、勝利への意欲を見せた。

(取材・文 奥山典幸)
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