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イニエスタが涙の退団会見、現役続行を宣言「まだまだピッチで戦い続けたい」

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退団会見でイニエスタは涙を流した

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)が25日、神戸市内のホテルで会見を行い、退団を発表した。7月1日にノエビアスタジアム神戸で行うJ1第19節の北海道コンサドーレ札幌戦がラストマッチになる。

 会見にイニエスタは代表取締役会長の三木谷浩史氏とともに登壇すると、「まだまだピッチで戦い続けたい思いがあります」と現役続行に意欲を示すと、決断を尊重してくれたクラブへの感謝を改めて語った。

 また会見は神戸の全選手や家族が見守る中で行われた。イニエスタは「いつもリスペクトを持って過ごしてくれてありがとうございます」と涙を流した。

 イニエスタがJリーグを去る時が来た。入団会見が行われたのは2018年5月24日のこと。バルセロナを退団したばかりで、同年のW杯にも出場していた世界的名手の加入は、日本中に衝撃を与えた。

 同年7月22日の湘南戦に途中出場して、Jリーグデビュー。5年間の在籍で、J1通算113試合21得点。リーグ優勝こそ果たせなかったが、19年度の天皇杯を制して、クラブに初めて主要タイトルをもたらした。

 しかし来日5年目、今月11日に39歳となったイニエスタだが、今季はここまで途中出場の3試合にとどまった。契約は今季終了まで結んでいたが、両者合意の上で退団が決定した。

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