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清水が金沢に3発快勝!! 課題の失点も“ゼロ”で3試合ぶり白星飾る

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[5.28 J2第18節 清水 3-0 金沢 アイスタ]

 J2リーグは28日、各地で第18節を開催した。9位清水エスパルスはホームで16位ツエーゲン金沢と対戦。3-0で勝利した。

 2連敗を止めるべく、3試合ぶりの白星を目指す両チームの一戦。試合は立ち上がりから清水が攻勢に転じるも、金沢が切り替えの早い守備でピンチをしのぐ。FWチアゴ・サンタナをターゲットにしたカウンターにもしっかりと時間をかけさせ、今季34得点中の強力攻撃陣に対して“ゼロ”で時間を進めていく。

 それでも先にスコアを動かしたのはホームチームだった。清水は前半33分、最終ラインから組み立てを図る金沢に前線からプレッシャーをかけると、敵陣高い位置で奪ってすぐさまカウンターへ。T・サンタナの仕掛けは相手選手に阻まれたが、ルーズボールを拾ったMFカルリーニョス・ジュニオがペナルティエリア内左からゴール右に決めてリードを手にした。

 さらに清水は前半41分、敵陣で相手のボールを奪うとそこからカウンターを仕掛ける。ワンタッチでテンポよくボールを右サイドからピッチ左へ送ると、パスを受けたMF乾貴士がカットインから右足でシュート。ボールはゴール右のポストを叩くも、その跳ね返りをMF神谷優太がネットに突き刺してリードを2点に広げた。

 試合は清水の2点リードのまま前半を折り返すと、後半の立ち上がりこそ金沢の勢いに苦しむも、しっかりとボールを握って優位に進める。ここ2試合は試合終盤の失点で勝ち点を落としているだけに、FWオ・セフン、FWディサロ燦シルヴァーノを投入して追加点を狙いにいった。反撃に出たい金沢も後半20分に選手交代を行い、FW杉浦恭平、MF加藤潤也を下げてFW豊田陽平、MF石原崇兆をピッチへ送り込んだ。

 清水は後半29分、ペナルティエリア内右で白崎のラストパスを受けた乾が決定機を迎えるも、シュートは枠を捉えることができない。金沢も同31分にフリーキックの流れからゴールに迫ったが、豊田のヘディングは得点を生むには至らなかった。すると、同34分に清水に追加点。前線で相手のボールを引っ掛けると、乾のパスを受けたオ・セフンが反転から冷静に沈めてチーム3点目を奪った。

 清水は最後まで試合の主導権握り、3-0のままタイムアップ。課題の失点もゼロに抑えて3試合ぶりとなる白星を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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