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鹿島が新スタジアム計画で進捗報告「鹿嶋市内での建設検討を進める」

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鹿島が新スタジアムプロジェクトについて報告

 鹿島アントラーズは30日、新スタジアムプロジェクトの進捗報告を公式サイトに掲載した。

 現ホームスタジアム・県立カシマサッカースタジアムの老朽化などを踏まえ、2021年に発表されたプロジェクト。「常に進化するプラットフォームとして地域とともに成長を掲げ、イベント開催などが可能な多機能化および周辺開発との連携、また、年数経過や海風による塩害を起因とした施設老朽化の対策として、まちの象徴となる新たなスタジアム建設を目指すための計画」とし、26年をめどに新スタジアムの方針を決めるとしている。

 今回の報告では、ホームタウン5市に計画の進捗状況を伝えたと説明。クラブ公式サイトによると、報告された概要は「新スタジアムは鹿嶋市内での建設検討を進める」と「広域課題である渋滞問題など、課題解決に向けた検証を進めていく」の2点だったという。

 鹿島は今月14日にJ1リーグ第13節・名古屋戦を国立競技場でホームゲームとして開催したが、ファンから東京都での開催に不満を示す横断幕が複数掲出されていた。新スタジアムを鹿嶋市内に建設する意向が示されたことで、SNS上ではファン・サポーターから「鹿嶋に落ち着いてほっとしています」「鹿嶋市内でよかった」といった反応も寄せられている。

 クラブは今後について「鹿嶋市内での新スタジアム建設を視野に、交通渋滞を含めた課題解決方法の調査などを行い、建設候補地として正式決定へ向けた準備を進めていく予定です」と伝えつつ、「新スタジアムデザインなどの概要、完成時期に関しましては、建設候補地決定後、計画策定を進め、プロジェクトの進捗状況として皆様にご報告いたします」と説明している。

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