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湘南はMF小野瀬康介の同点弾で連敗を「5」でストップ! 新潟はFW谷口海斗2発も3試合ぶり白星ならず

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[6.3 J1第16節 湘南 2-2 新潟 レモンS]

 J1リーグは3日、各地で第16節を開催した。レモンガススタジアム平塚では、17位湘南ベルマーレと13位アルビレックス新潟が激突。2-2で引き分けた。

 リーグ戦5連敗中の湘南は、降格圏の18位ガンバ大阪と1ポイント差の17位。9試合ぶりとなる白星で浮上を目指す。対する新潟は現在2連敗中。敵地に乗り込み、3試合ぶりの勝ち点3を狙った。

 試合は開始早々、ホームチームに決定機が訪れる。湘南は前半1分、左サイドから攻撃を仕掛けると、DF杉岡大暉が左足で入れたクロスボールがボックス内にいた新潟DF千葉和彦の手に当たってペナルティキックを獲得。このPKをFW町野修斗がゴール左に突き刺して幸先良く先制に成功した。

 さらに湘南は前半16分、背後からのボールで右サイドを抜け出したMF石原広教がゴール前にクロスを供給。ディフレクションしたボールにFW若月大和がバイシクルキックで合わせたが、シュートはゴール右のポストをかすめて外れていった。

 1点ビハインドの新潟は最終ラインからボールを繋いで前進を図る。MF三戸舜介、MF小見洋太のサイド攻撃やMF伊藤涼太郎を起点としたパンチのある攻撃で反撃に出た。すると、前半30分に同点弾。伊藤の縦パスをボックス内で受けたFW谷口海斗が反転からゴール右に決めて試合を振り出しに戻した。

 1-1で前半を折り返すと、後半立ち上がりは一進一退の攻防となる。湘南はサイドからクロスを入れて勝ち越しゴールを狙うも、新潟GK小島亨介がタイミング良く飛び出してボールをカット。落ち着いた対応でピンチをしのぐ。

 すると、次の1点は新潟に生まれる。後半17分、左サイドでコーナーキックを得た新潟は、伊藤が右足で入れたボールがニアサイドの混戦を通り抜けると、ゴール前ど真ん中に走り込んでいた谷口が滑り込みながらフィニッシュ。ゴールに押し込んで逆転に成功した。

 勝利へ2点が必要となった湘南は、失点直後の後半18分に若月を下げてFW大橋祐紀を投入。さらに同24分に2枚替えを行い、MF畑大雅、MFタリクに代えてFW鈴木章斗、MF阿部浩之をピッチへ送り込み、まずは同点ゴールを目指す。

 新潟は後半28分、途中出場のFWダニーロ・ゴメスが右サイドのハーフライン手前で空中戦に競り勝つと、そのままドリブルでゴール方向へ仕掛ける。ペナルティエリア内に侵入してカットインから左足を振ったが、シュートはゴール左に逸れた。

 湘南は後半31分、ペナルティエリア手前でボールを受けた阿部が右足でゴール右上の隅を狙うも、ここは小島が好反応を見せて死守。それでも同38分、ボックス内左で阿部のパスを受けたMF小野瀬康介がゴールニア上に突き刺して追い付いた。

 両チームは試合終盤にかけて攻撃の手を強めるも、スコアは動かず。2-2でタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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