泥沼6連敗に札幌は涙…長谷川竜也「今は本当に悔しいし苦しい時間が続く。だけど…」
[6.26 J1第20節 FC東京 1-0 札幌 味スタ]
試合後、選手たち数人は涙を流していた。最下位・北海道コンサドーレ札幌は泥沼の6連敗。目を赤くしたMF長谷川竜也は「なんとか勝ち点を拾えるようになれば、全然残留は本当にできると信じている」と力を込めた。
長谷川はフル出場で走り続けた。ロングボールを引き出すべく最前線を疾走。攻撃の起点になったが、90分間でゴールを生み出すことはできなかった。「前節に続いて悪い戦いではなかった」。だが、最後の一歩で決め切れず。終盤に失点を喫して6連敗となった。
3試合連続で無得点が続いている。長谷川はチーム内の共通理解ができていなかった点を挙げる。「自分たちでボールを持つ時間なのか、早く攻めるのか。そこで正しいアクションが起こせるときと起こせないときがあった」。試合序盤はチャンスを作れていたが、時間が経つにつれてゴールは遠ざかった。
負傷者も多く抱えるなか、試合内容ではFC東京と拮抗した展開が続いていた。長谷川は改めてチームの前進を強調。「結果は残念なものではあったが、最下位からなんとか脱出するんだ、残留するんだという、そういう気持ちは前節から引き続き見せられた」と収穫を挙げた。
「今は本当に悔しいし、苦しい時間が続く。だけど、ここでどういう姿勢を見せられるのかというのが今後の未来につながると思う」。試合中にサポーターを鼓舞する姿も見られた。去り際、長谷川はその理由を尋ねられると「勝ちたいなという思いでした」とポツリ。連敗が終わるそのときを信じながら先を見据えていた。
(取材・文 石川祐介)
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試合後、選手たち数人は涙を流していた。最下位・北海道コンサドーレ札幌は泥沼の6連敗。目を赤くしたMF長谷川竜也は「なんとか勝ち点を拾えるようになれば、全然残留は本当にできると信じている」と力を込めた。
長谷川はフル出場で走り続けた。ロングボールを引き出すべく最前線を疾走。攻撃の起点になったが、90分間でゴールを生み出すことはできなかった。「前節に続いて悪い戦いではなかった」。だが、最後の一歩で決め切れず。終盤に失点を喫して6連敗となった。
3試合連続で無得点が続いている。長谷川はチーム内の共通理解ができていなかった点を挙げる。「自分たちでボールを持つ時間なのか、早く攻めるのか。そこで正しいアクションが起こせるときと起こせないときがあった」。試合序盤はチャンスを作れていたが、時間が経つにつれてゴールは遠ざかった。
負傷者も多く抱えるなか、試合内容ではFC東京と拮抗した展開が続いていた。長谷川は改めてチームの前進を強調。「結果は残念なものではあったが、最下位からなんとか脱出するんだ、残留するんだという、そういう気持ちは前節から引き続き見せられた」と収穫を挙げた。
「今は本当に悔しいし、苦しい時間が続く。だけど、ここでどういう姿勢を見せられるのかというのが今後の未来につながると思う」。試合中にサポーターを鼓舞する姿も見られた。去り際、長谷川はその理由を尋ねられると「勝ちたいなという思いでした」とポツリ。連敗が終わるそのときを信じながら先を見据えていた。
(取材・文 石川祐介)
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