横浜FMがニューカッスルに2-0勝利! 20歳トーゴ代表DFが上々デビュー、16歳MF浅田大翔も短い出場時間で見せ場
[8.3 国際親善試合 横浜FM 2-0 ニューカッスル 国立]
国際親善試合『Jリーグインターナショナルシリーズ』が3日、国立競技場で行われ、横浜F・マリノスとニューカッスルが対戦した。横浜FMは前半34分、FWエウベルのゴールで先制すると、後半6分にMF天野純のゴールで追加点を奪い、2-0で勝利。新加入DFジャン・クルードも攻守に上々のパフォーマンスを見せ、実りある親善試合となった。
横浜FMは7日のJ1再開戦・札幌戦を間近に控える中での国際親善試合。ゾリャ・ルハンスクから加入のトーゴ代表のJ・クルードが右CBで実戦デビューを果たした他、23歳のDF榊原彗悟と22歳のDF加藤聖が両サイドバックを組み、20歳のMF山根陸も出番を与えられた。
一方のニューカッスルは7月31日の浦和戦(◯4-1)に続いて来日2試合目。19歳のDFルイス・ホール、21歳のDFティノ・リブラメント、エースのFWアレクサンダー・イサクらが連続先発を果たし、コパ・アメリカ明けのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスが初出場となった。
試合序盤はニューカッスルが優勢。DFロイド・ケリーのロングキックにイサクがペナルティエリア右を抜け出し、折り返しのパスにMFショーン・ロングスタッフが走り込むも、シュートは横浜FM守備陣が耐え抜く。すると同12分、横浜FMはFW西村拓真がカウンターから持ち上がり、左に渡すと、FW井上健太がカットインシュート。これは枠を外れた。
ニューカッスルは前半15分、またしてもイサクが背後を狙うも、横浜FMはGK飯倉大樹が冷静な飛び出しで阻止。同20分にはB・ギマランイスのループパスからFWハービー・バーンズがゴール前に飛び出したが、J・クルードのスピードあふれるカバーリングが間に合った。
そうして迎えた前半34分、横浜FMが先に試合を動かした。守備で存在感を発揮していたJ・クルードが前線にゆったりとした縦パスをつけると、これを受けた西村が右に展開し、榊原が縦に突破。ペナルティエリア右までえぐって折り返しのクロスを送り、これに飛び込んだFWエウベルが右足で冷静に決めた。
後半は横浜FMが先発全員、ニューカッスルが7人を変更。すると横浜FMは後半6分、再び試合を動かした。左SBで途中出場したDF小池裕太が高い位置で相手にプレッシャーをかけ、ゴールラインギリギリでボールを奪うと、ゴール前へのパスに天野が反応。冷静に左足で流し込み、スコアを2-0とした。
その後はニューカッスルが押し気味に試合を展開したが、遠征の疲れもあってかフィニッシュの精度を欠き、ゴールを奪うには至らない。一方の横浜FMも後半40分、天野の鋭いパスから右サイドを突破したMF水沼宏太がシュート性のボールを送り込んだが、FW宮市亮のヘディングは上空へ。絶好機を活かすことはできなかった。
横浜FMは後半42分、横浜FMユース所属で18歳のDF埜口怜乃と16歳のMF浅田大翔を投入。すると同43分、浅田がDF松原健のスルーパスを受けて右ポケットに潜り込み、DFダン・バーンをかわしてゴール前に折り返す。惜しくも通らなかったが、大きな見せ場を作った。そのまま試合はタイムアップ。横浜FMが2-0で勝利した。
(取材・文 竹内達也)
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横浜FMは7日のJ1再開戦・札幌戦を間近に控える中での国際親善試合。ゾリャ・ルハンスクから加入のトーゴ代表のJ・クルードが右CBで実戦デビューを果たした他、23歳のDF榊原彗悟と22歳のDF加藤聖が両サイドバックを組み、20歳のMF山根陸も出番を与えられた。
一方のニューカッスルは7月31日の浦和戦(◯4-1)に続いて来日2試合目。19歳のDFルイス・ホール、21歳のDFティノ・リブラメント、エースのFWアレクサンダー・イサクらが連続先発を果たし、コパ・アメリカ明けのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスが初出場となった。
試合序盤はニューカッスルが優勢。DFロイド・ケリーのロングキックにイサクがペナルティエリア右を抜け出し、折り返しのパスにMFショーン・ロングスタッフが走り込むも、シュートは横浜FM守備陣が耐え抜く。すると同12分、横浜FMはFW西村拓真がカウンターから持ち上がり、左に渡すと、FW井上健太がカットインシュート。これは枠を外れた。
ニューカッスルは前半15分、またしてもイサクが背後を狙うも、横浜FMはGK飯倉大樹が冷静な飛び出しで阻止。同20分にはB・ギマランイスのループパスからFWハービー・バーンズがゴール前に飛び出したが、J・クルードのスピードあふれるカバーリングが間に合った。
そうして迎えた前半34分、横浜FMが先に試合を動かした。守備で存在感を発揮していたJ・クルードが前線にゆったりとした縦パスをつけると、これを受けた西村が右に展開し、榊原が縦に突破。ペナルティエリア右までえぐって折り返しのクロスを送り、これに飛び込んだFWエウベルが右足で冷静に決めた。
後半は横浜FMが先発全員、ニューカッスルが7人を変更。すると横浜FMは後半6分、再び試合を動かした。左SBで途中出場したDF小池裕太が高い位置で相手にプレッシャーをかけ、ゴールラインギリギリでボールを奪うと、ゴール前へのパスに天野が反応。冷静に左足で流し込み、スコアを2-0とした。
その後はニューカッスルが押し気味に試合を展開したが、遠征の疲れもあってかフィニッシュの精度を欠き、ゴールを奪うには至らない。一方の横浜FMも後半40分、天野の鋭いパスから右サイドを突破したMF水沼宏太がシュート性のボールを送り込んだが、FW宮市亮のヘディングは上空へ。絶好機を活かすことはできなかった。
横浜FMは後半42分、横浜FMユース所属で18歳のDF埜口怜乃と16歳のMF浅田大翔を投入。すると同43分、浅田がDF松原健のスルーパスを受けて右ポケットに潜り込み、DFダン・バーンをかわしてゴール前に折り返す。惜しくも通らなかったが、大きな見せ場を作った。そのまま試合はタイムアップ。横浜FMが2-0で勝利した。
(取材・文 竹内達也)
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