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J1は今節から「脳震盪交代で相手に追加枠」の新ルール…鹿島vs鳥栖で発生も“付与分”初使用とはならず

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鹿島は追加交代枠を使用せずに勝利を収めた

 J1リーグは7日の第25節から2024-25競技規則を適用している。鹿島アントラーズサガン鳥栖では鳥栖が「脳震盪による交代」を行ったため、新ルールで鹿島に追加交代枠と回数が付与された。

 国際サッカー評議会は今夏の改正で脳震盪ルールの恒久化を決定するとともに、「使用すると相手チームに通常の交代枠と交代回数が1つずつ追加」の新方式を決定。両チームが脳震盪による交代を行った場合は、それぞれ最大7人の選手交代(通常5人+脳震盪1人+付与枠1人)が可能となる。

 新競技規則の適用が始まる中、鹿島対鳥栖の後半29分に鳥栖DFキム・テヒョンが脳震盪による交代となり、パリオリンピック活動から復帰したDF木村誠二が投入された。この交代により鹿島は理由を問わず「4回6人」の交代が可能となったが、ランコ・ポポヴィッチ監督は3回5人の交代にとどめてタイムアップ。J史上初の付与枠による交代は行われなかった。

 なお、試合は鹿島が3-0で勝利している。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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