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シーズン途中のキャプテン流出…群馬が異例の移籍劇について声明「オファーがあったと聞いたのは11日で、クラブとしても突然の出来事」

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群馬が声明を発表

 ザスパ群馬は13日、クラブ公式サイトで「ファン・サポーターの皆さまへ」と題し、株式会社ザスパ代表取締役社長の赤堀洋氏による声明を発表した。

 群馬は今季のJ2リーグ戦で26試合を消化し、2勝7分17敗(勝ち点13)で最下位の20位。残留圏内とは13ポイント差となっている。5月には大槻毅前監督の契約解除と武藤覚ヘッドコーチの新監督就任を発表。今夏には5人の新戦力を獲得した。

 残留に向けて巻き返しを図る中、本日13日にDF城和隼颯がモンテディオ山形に完全移籍。シーズン途中に生え抜きのキャプテンが去る異例の事態となった。

 赤堀氏は声明の冒頭で「今シーズンは『EVOLUTION TOGETHERー日々是進化ー』をスローガンに、『勝点51以上、10以内』を目標に掲げてシーズンをスタートしました。しかし、厳しい状況をなかなか打開するには至らず、5月には監督の交代に踏み切り、今夏には新たに5人の選手たちにチームへ加わってもらいました」とコメント。続けて城和の移籍に関し、以下のように経緯を説明している。

「7月の中断期間を経て『これから』というタイミングでの今回の移籍に私自身も戸惑い、非常に残念に思っております。城和選手にオファーがあったと聞いたのは、清水戦翌日の11日(日)で、クラブとしても突然の出来事でした。キャプテンであり、ディフェンスの要、そして新卒でザスパを選んでくれた生え抜き選手でもある城和選手がシーズン途中にチームを抜けることがあってはならないと、クラブとしてあらゆる手段を講じて最大限慰留に努めました。しかしながら、最終的には城和選手本人の意志を尊重して、苦渋の決断ではありますが送り出すことといたしました」

 赤堀氏は最後に「ファン、サポーターの皆様へ」とし、「チームにとって欠かせないキャプテンの離脱という、残念なお知らせをしなければならない事を深くお詫び申し上げます。しかしながらチームは目標である『J2残留』に向け、残るリーグ戦12試合を最後まで一丸となって諦めずに戦います。そして皆様の応援こそが、選手一人ひとりに勇気を与え、チームにとって力強い後押しになります。群馬のプライドを賭けて必死に戦う選手、監督、スタッフに、引き続きどうか温かいご声援のほど何卒よろしくお願いいたします」と述べた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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