beacon

清水は2点ビハインドから追いつくも勝利届かず2位後退…水戸は3試合ぶり白星ならず

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.6 J2第34節 水戸 2-2 清水 Ksスタ]

 J2リーグは6日、各地で第34節を開催した。ケーズデンキスタジアム水戸では、15位水戸ホーリーホックと1位清水エスパルスが対戦。2-2で引き分けた。

 3試合ぶりの白星を狙う水戸と2試合ぶりの勝利を目指す清水の一戦。清水は同節でJ1昇格が決まる可能性があり、勝利した場合は3位の長崎(vs大分)が引き分け以下、引き分けた場合は長崎が敗れることが条件となっている。
 
 清水は前半2分、FW北川航也がペナルティエリア内でボールを受けてシュートまで持ち込もうとするも打ち切ることができない。こぼれたボールをMFルーカス・ブラガが回収し、MFカルリーニョス・ジュニオに預けたが、ボックス外からのシュートは枠を外れた。

 水戸は前半23分、敵陣左サイドで相手のボールを奪うと、DF大崎航詩が持ち込んで先頭にパスを通す。FW中島大嘉が一瞬のタメを作って再び大崎へ。ペナルティエリア内左から放ったシュートが相手に当たって、そのままゴールへと吸い込まれた。

 さらに水戸は前半38分、右サイドから攻撃を組み立てると、MF長澤シヴァタファリが右足で入れたクロスに中島が飛び込む。左足で合わせてゴール左に流し込んだ。

 2点ビハインドのまま前半を折り返した清水だが、後半2分に1点を返す。DF原輝綺が自陣ハーフウェーライン付近から前線のスペースへボールを送ると、FWドウグラス・タンキが相手に競り勝ってペナルティエリア内右でキープ。優しく出した横パスを北川が決めて1点差に詰め寄った。

 そこから攻撃の手を強めた清水は何度も決定機を作るも同点ゴールが遠い。それでも後半37分、右サイドから相手を崩しにかかると、原が左足で入れたクロスをMF矢島慎也がペナルティエリア内左で収める。インサイドに持ち込んで豪快に振ったシュートが相手に当たりながらゴールネットに突き刺さった。

 終盤にかけて猛攻を仕掛けた清水だが逆転ゴールは生まれず。試合は2-2のままタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。なお、同節で長崎が大分に4-1で勝利したため、清水のJ1昇格決定は次節以降に持ち越し。また、鹿児島を1-0で下した横浜FCに首位を明け渡している。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2024シーズンJリーグ特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

「ゲキサカ」ショート動画

TOP