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岡山の歴史がまた動く!初J1の岡山が初陣白星!!ホームで京都に2-0完封劇

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岡山がJ1開幕戦で白星を飾った

[2.15 J1第1節 岡山2-0京都 JFEス]

 クラブ史上初のJ1を戦うファジアーノ岡山の開幕戦、ホームに京都サンガF.C.を迎えた一戦は、岡山が2-0で勝利した。

 岡山に新たな歴史の1ページが刻まれたこの日、JFE晴れの国スタジアムには1万4575人の観衆が詰めかけた。岡山は新加入のMF江坂任(蔚山FC)やDF立田悠悟(←柏)、DF加藤聖(←横浜FM)が先発。対する京都はDFパトリック・ウィリアム(←リオ・アベ)やMFジョアン・ペドロ(←ビトーリア)といった新外国人選手が先発。またMF奥川雅也(←アウクスブルク)がベンチスタートになった。

 立ち上がりは初J1の緊張からか京都に攻勢を許した岡山だったが、体が温まり出した10分過ぎからは敵陣に攻め込む機会を作り始める。すると前半23分だった。左サイドで獲得したCKをMF加藤聖が蹴ると、ファーにフリーで走り込んだDF田上大地がダイレクトで合わせる。クラブのJ1ファーストシュートを初ゴールに繋げる。

 さらに攻めたてる岡山は、前半28分に左サイドを突破した江坂のクロスに走り込んだMF柳貴博のダイレクトシュートは上手く合わせることができなかったが、同36分、江坂がゴール前に入れた浮き球を柳が落とすと、ゴール中央でMF木村太哉が押し込んで、リードを2点に広げた。

 たまらず京都は後半開始から2枚替え。右SBの宮本優太とアンカーのジョアン・ペドロを下げて、DF須貝英大とMF福岡慎平を投入する。さらに後半16分からは大卒ルーキーのMF中野瑠馬と海外帰りの奥川を送り込む。ブンデスリーガで通算57試合出場(14得点)のキャリアを誇る奥川だが、J1はこれが初出場になった。しかし同26分に右サイドをドリブル突破した須貝のシュートがGKの正面を突くなど、決定機を作り出すことが出来ない。

 対する岡山は交代枠を使いながら試合を進めて行く。後半28分からは江坂と田部井、柳を下げて、MF竹内涼、MF神谷優太、DF阿部海大を投入。守りを固めながらゲームを終わらせに行く。同40分には京都MF中野のミドルが岡山ゴールを襲うが、シュートはクロスバーを叩いた。そして試合はこのまま岡山が逃げ切って終了。ホームスタジアムはJ1初勝利の歓喜に揺れた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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