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J1初先発のFW中村草太が決勝点、ルーキーながら公式戦7戦5発!! 広島はトルガイ負傷退場も横浜FCに完封勝利

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FW中村草太が先発起用に応えた

[3.2 J1第4節 広島 1-0 横浜FC Eピース]

 サンフレッチェ広島は2日、J1第4節で横浜FCと対戦して1-0で勝利した。J1初先発のFW中村草太が決勝点を奪い、明治大から加わった今季ここまで公式戦7試合5得点となった。

 スコアレスで進んだ前半は19分、横浜FCのFW櫻川ソロモンが最終ラインの背後に抜け出してゴールネットを揺らすもオフサイドで得点は認められなかった。一方の広島は同24分、中村が前線でボールを収めてペナルティエリア内に入れたボールをFWジャーメイン良がシュート。これは枠の上に外れた。

 0-0で折り返した後半13分、後半から入ったMF菅大輝が蹴ったCKをDF荒木隼人が頭で合わせたが枠を捉えられなかった。同24分にはクロスのこぼれ球をMF田中聡がペナルティエリアの手前からダイレクトボレー。ただわずかに枠の上に外れた。

 広島が攻勢を強める中で後半33分、ジャーメインのポストプレーからMFトルガイ・アルスランがスルーパスを出すと、中村とDF山崎浩介が競走。GKフェリペ・メギオラーロも飛び出して倒れ込みながらボールに触れたところ、ボールは中村の脚に跳ね返ってゴールに吸い込まれ、広島に待望の先制ゴールが生まれた。中村はJ1で今季2点目で、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)を含めると公式戦5点目になった。

 さらに広島は後半38分、左CKからゴール前で混戦になったところをトルガイが押し込もうと右足を振り抜いたが、ボールはポストに直撃。するとトルガイは直後のプレーで相手と競り合うと、接触のなかった右膝付近を押さえて倒れ込んでしまう。そのまま担架に乗ってピッチ後に。広島は交代枠を使い切っていたため残り時間を10人で戦うことになった。

 追いかける横浜FCは広島ユース出身のMF山根永遠が右サイドからドリブルを仕掛けるなどし、ゴールを目指していった。それでも広島が堅い守備を見せて今季公式戦5回目の完封を達成した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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