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乾が鮮やかミドルで決勝点!! 清水、0-2からの逆転勝利で4試合ぶり白星…逃げ切れなかった横浜FMは6戦未勝利に

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MF乾貴士が鮮やかな決勝点!!(写真は2月16日のもの)

[4.16 J1第12節 横浜FM 2-3 清水 日産ス]

 J1リーグは16日、第12節を開催し、日産スタジアムでは横浜F・マリノス清水エスパルスが対戦。横浜FMが2点を先行するも、その後3ゴールを記録した清水が3-2の逆転勝利を収めた。

 横浜FMがAFCチャンピオンズリーグエリートファイナルズに参戦するため、前倒しで開催される一戦。ここ5戦未勝利(2分け3敗)の横浜FMは12日の第10節福岡戦(●1-2)から先発4人を入れ替え、FW井上健太、FW植中朝日、MFジャン・クルード、DF松原健らを先発起用。一方、アウェーの清水は第10節川崎F戦(△1-1)から先発5人を変更し、FWアフメド・アフメドフ、FW中原輝、MFカピシャーバ、DF蓮川壮大、DF羽田健人らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半16分にゴールに迫ったのは横浜FM。FW遠野大弥がPA外から放った左足のミドルシュートはGK沖悠哉に弾き出され、そのプレーで得たCKの流れからFWヤン・マテウスのクロスをDFトーマス・デンが胸で合わせたが、これも沖に阻まれてしまった。

 しかし、29分に横浜FMが試合を動かす。左サイドから中央に運んだMF山根陸の縦パスをPA内で受けた植中が体を張ってキープして落とすと、走り込んだ遠野が右足ダイレクトで放ったシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負う清水は後半開始からFW北川航也、MF乾貴士、MF弓場将輝の3選手を一気に投入して状況を打開しようと試みる。

 しかし、6分に横浜FMが再びスコアを動かす。左サイドからヤン・マテウスが送ったクロスの流れから混戦になると、最後はこぼれ球に反応した植中が左足で蹴り込み、リードを2点差に広げた。

 だが、清水がすぐさま反撃。9分、中原が直接狙ったFKがGK朴一圭に触れられながらもゴールマウスに収まり、1点差に詰め寄る。さらに26分には乾が蹴り出した左CKがジャン・クルードのオウンゴールを誘い、試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗った清水は37分、左サイドでボールを受けた乾が前線へと運んでPA外から右足を振り抜くと、弾道の低いシュートがゴールマウスに収まって逆転に成功。そのまま逃げ切った清水が3-2の鮮やかな逆転勝利を収め、4試合ぶりの白星を獲得した。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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