FC東京が金夜の国立決戦を制して9戦ぶり勝利! G大阪はジェバリ弾が幻に…宇佐美が復帰も敗戦

[4.25 J1第12節 FC東京 3-0 G大阪 国立]
J1リーグは25日に第12節を行った。国立競技場で行われたFC東京対ガンバ大阪の対戦は、FC東京が3-0で勝利。終盤にMF俵積田晃太とMF高宇洋が2ゴールを決め、後半アディショナルタイムにはオウンゴールが決まる。9試合ぶりとなる今季3勝目を手にした。
18位・FC東京は第3節・名古屋グランパス戦以来8試合未勝利(4敗4分)で降格圏に沈む。前節にJ1最年少で先発デビューを飾った15歳MF北原槙が2試合連続でスタメン入り。MF遠藤渓太とMF東慶悟が今季初先発、DF長友佑都は6試合ぶり、MF小泉慶は9試合ぶりの起用。16日のルヴァンカップでハットトリックを記録したFWマルセロ・ヒアンは8試合ぶりの先発となった。12位・G大阪は前節から1人変更し、MF美藤倫を起用。FW宇佐美貴史が3試合ぶりのメンバー入りとなった。[両スタメン&布陣]
序盤はFC東京が敵陣に迫る。前半7分にPA手前で遠藤がボールをカットし、東からパスを受けたヒアンがPA右から右足シュート。だが、G大阪GK一森純の好セーブに遭う。その後もFC東京の決定機は続いたが、いずれもGK一森に阻まれた。
G大阪は前半22分にチャンスを作る。後方のMF鈴木徳真からロングボールが飛ぶと、右サイドからPA中央にDF半田陸が進入。GK野澤大志ブランドンとの1対1を冷静に折り返してかわすと、左斜め後ろにいたFWイッサム・ジェバリが右足ループを放つ。放物線を描き、ゴールに吸い込まれた。
しかし直後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックを経て、飯田淳平主審がモニターでゴールを確認する。ジェバリがシュートを打った時点で、オフサイド位置の半田がカバーに入ろうとしたDF安斎颯馬の進行を妨げる形になったとみなされ、ノーゴールとなった。
前半はそのままスコアレスで終了。両チームともにハーフタイムで交代カードは切らず、後半に折り返した。
後半序盤はG大阪が攻勢を保つも、ゴールを割ることはできない。FC東京は後半14分にチャンスを作る。北原がボールタッチで相手のマークを外し、そのままPA手前から右足シュート。鋭い弾道もGK一森の正面に収まった。
FC東京は後半17分に3枚替え。北原、長友、東が下がり、俵積田、DF白井康介、高が出場した。さらに26分に遠藤を下げ、MF橋本拳人が入る。G大阪も26分に最初の交代カード。MFファン・アラーノに代えて、宇佐美が投入された。
攻め立てるFC東京は後半29分、敵陣から跳ね返ったセカンドボールをMF佐藤恵允が収める。立ちはだかるDF福岡将太に裏街道を仕掛けて突破。だが、PA内で放った右足シュートはまたしてもGK一森にセーブされた。
G大阪は後半35分に2枚替え。美藤とFW山下諒也に代えて、MF倉田秋とDF岸本武流が入った。
後半41分、均衡が崩れる。FC東京は俵積田が自陣近くでパスを受けると、そのままドリブルで前進。鋭いカットインでDF中谷進之介を置き去りにすると、右足シュートをゴール右隅に突き刺す。待望の今季初ゴールで先制点を挙げた。
さらに後半45分、FC東京が勝利を決定づける。右サイドからつないだボールを橋本がPA手前にパス。待ち構えた高が右足ダイレクトで合わせると、カーブを巻きながら今季初ゴールで2点目を決めた。
後半アディショナルタイム、FC東京は俵積田の突破からオウンゴールを誘発。3-0で快勝し、9試合ぶりの白星を手にした。
(取材・文 石川祐介)
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J1リーグは25日に第12節を行った。国立競技場で行われたFC東京対ガンバ大阪の対戦は、FC東京が3-0で勝利。終盤にMF俵積田晃太とMF高宇洋が2ゴールを決め、後半アディショナルタイムにはオウンゴールが決まる。9試合ぶりとなる今季3勝目を手にした。
18位・FC東京は第3節・名古屋グランパス戦以来8試合未勝利(4敗4分)で降格圏に沈む。前節にJ1最年少で先発デビューを飾った15歳MF北原槙が2試合連続でスタメン入り。MF遠藤渓太とMF東慶悟が今季初先発、DF長友佑都は6試合ぶり、MF小泉慶は9試合ぶりの起用。16日のルヴァンカップでハットトリックを記録したFWマルセロ・ヒアンは8試合ぶりの先発となった。12位・G大阪は前節から1人変更し、MF美藤倫を起用。FW宇佐美貴史が3試合ぶりのメンバー入りとなった。[両スタメン&布陣]
序盤はFC東京が敵陣に迫る。前半7分にPA手前で遠藤がボールをカットし、東からパスを受けたヒアンがPA右から右足シュート。だが、G大阪GK一森純の好セーブに遭う。その後もFC東京の決定機は続いたが、いずれもGK一森に阻まれた。
G大阪は前半22分にチャンスを作る。後方のMF鈴木徳真からロングボールが飛ぶと、右サイドからPA中央にDF半田陸が進入。GK野澤大志ブランドンとの1対1を冷静に折り返してかわすと、左斜め後ろにいたFWイッサム・ジェバリが右足ループを放つ。放物線を描き、ゴールに吸い込まれた。
しかし直後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックを経て、飯田淳平主審がモニターでゴールを確認する。ジェバリがシュートを打った時点で、オフサイド位置の半田がカバーに入ろうとしたDF安斎颯馬の進行を妨げる形になったとみなされ、ノーゴールとなった。
前半はそのままスコアレスで終了。両チームともにハーフタイムで交代カードは切らず、後半に折り返した。
後半序盤はG大阪が攻勢を保つも、ゴールを割ることはできない。FC東京は後半14分にチャンスを作る。北原がボールタッチで相手のマークを外し、そのままPA手前から右足シュート。鋭い弾道もGK一森の正面に収まった。
FC東京は後半17分に3枚替え。北原、長友、東が下がり、俵積田、DF白井康介、高が出場した。さらに26分に遠藤を下げ、MF橋本拳人が入る。G大阪も26分に最初の交代カード。MFファン・アラーノに代えて、宇佐美が投入された。
攻め立てるFC東京は後半29分、敵陣から跳ね返ったセカンドボールをMF佐藤恵允が収める。立ちはだかるDF福岡将太に裏街道を仕掛けて突破。だが、PA内で放った右足シュートはまたしてもGK一森にセーブされた。
G大阪は後半35分に2枚替え。美藤とFW山下諒也に代えて、MF倉田秋とDF岸本武流が入った。
後半41分、均衡が崩れる。FC東京は俵積田が自陣近くでパスを受けると、そのままドリブルで前進。鋭いカットインでDF中谷進之介を置き去りにすると、右足シュートをゴール右隅に突き刺す。待望の今季初ゴールで先制点を挙げた。
さらに後半45分、FC東京が勝利を決定づける。右サイドからつないだボールを橋本がPA手前にパス。待ち構えた高が右足ダイレクトで合わせると、カーブを巻きながら今季初ゴールで2点目を決めた。
後半アディショナルタイム、FC東京は俵積田の突破からオウンゴールを誘発。3-0で快勝し、9試合ぶりの白星を手にした。
(取材・文 石川祐介)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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