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町田DF望月ヘンリー海輝、2年目の苦境乗り越え悲願のプロ初ゴール「気付なかったストロングに気付けた」

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DF望月ヘンリー海輝

[5.7 J1第15節 町田 1-2 京都 Gスタ]

 前半35分に今季フルタイム出場が続いていたDF中山雄太が脳震盪の疑いで交代し、嫌なムードに陥りかけたFC町田ゼルビアだったが、わずか4分後に得意のロングスローで先制点を奪った。決めたのはその交代で投入されたばかりのDF望月ヘンリー海輝。DF岡村大八からのフリックに反応し、長い足を活かしたボレーシュートでゴールにねじ込んだ。

 これがJ1リーグ通算34試合目で悲願のプロ初ゴール。データサイト『Opta』によると通算27本目のシュートでようやくネットをこじ開けた形だ。

 試合後、望月は「前節、前々節と多くのチャンスが来ていた中、あの場面ではチャンスを決め切ることができたので嬉しかった。自分が点を取れたことも嬉しいけど、チームに目に見える形で貢献できたことが嬉しかった」と初々しく喜びを語った。

 昨季は大卒1年目で出場機会を重ね、日本代表にも大抜擢された望月だったが、今季は第4節から8試合にわたるスタメン落ちを経験。前節までの3試合は先発復帰を果たしており、この日のベンチスタートはターンオーバーの影響もあるとみられるが、一時期はプロキャリアで初めての苦境に陥っていた。

 適応に苦しんだのは今季から採用された3-4-2-1の新システムにおけるウイングバックの役割。「よく求められているのは前への推進力、高さ、スピードを活かすプレー」という攻撃面の課題に取り組むことで、スタメンの座に返り咲いた。

「もともとSBだったので仕掛けるタイプではなかったけど、僕より経験のある監督、チームの仲間が『仕掛けたら行けるよ』と言ってくれて、気付なかったストロングに気付けたことが今の積極性につながっていると思う」

 この日も豪快な攻め上がりから高い位置まで攻め込むシーンを数多く作っており、「自分が出た時にはああいうシーンを増やしてアシストすることができれば、仮に点を取られてもチームの勝利に貢献できる。自分のストロングをより伸ばしてチームに貢献できれば」と意気込んだ。

 もっともチームはそこから2点を奪われ、逆転負け。直近6試合で5敗目と苦しい状況が続いている。それでも望月は「連戦の中で総力戦だと思うので、スタメンの選手もベンチの選手もメンバーに入ってなかった人も含めて全力でやることが勝ちにつながる。そこを徹底していくことが難しい局面を乗り越える一つの方法」ときっぱり。ブレずに浮上のきっかけを探るのみだ。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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