広島、長崎、八戸、福岡が「シャレン!アウォーズ」初受賞!! FC東京は5年ぶり、山形は3年連続の快挙
Jクラブの社会連携活動を表彰する「Jリーグシャレン!アウォーズ」が19日、東京都内で開かれ、本年度の各賞が発表された。
シャレン!アウォーズはJリーグ全60クラブが前年度に行った社会連携活動を称える表彰式で、今年が6回目。創設当初から続いている「ソーシャルチャレンジャー賞」、「パブリック賞」、「メディア賞」に加えて、一昨年から新設された「ファン・サポーター選考賞」「クラブ選考賞」「明治安田 地元の元気賞」の6賞で計6クラブが受賞した。
地域の社会課題解決にチャレンジした活動を称える「ソーシャルチャレンジャー賞」はFC東京の「『NO PLANET、NO TOKYO』が描く未来。少年たちの夢を育む『HIGH HOPE』」が受賞。2016年に始まった多摩少年院との連携は院外学習のサポートだけでなく、院内での交流に広がり、少年たちが自らの夢や目標を見つけて社会の一員として歩む力を養うことを支援する取り組みが評価された。
▼活動内容
国や自治体の政策を活用し、多様なステークホルダーと連携した活動を称える「パブリック賞」はサンフレッチェ広島の「“街なかスタジアム”開業に伴う、横川商店街の逆襲」が受賞。エディオンピースウイング広島の開業に伴い、人流が少なくなった旧スタジアム「広島ビッグアーチ」至近の横川商店街の各種イベントに全面協力する取り組みが評価された。▼活動内容
メディア関係者が選考する「メディア賞」はV・ファーレン長崎の「被爆地のプロスポーツクラブ(Jリーグクラブ・Bリーグクラブ)として、自治体・高校生とともに日本全国、世界、そして次世代へと発信する平和へのメッセージ」が受賞。選手が積極的に活動に参加し、他のプロスポーツ選手や高校生と共に平和構築に向けたアクションプランを考える取り組みが評価された。▼活動内容
「明治安田 地元の元気賞」はヴァンラーレ八戸の「School Trip Day」が受賞。全国2位の人口減少率に直面する青森県の課題に寄り添い、ホームタウン16市町村の小中学生を対象とした試合観戦を含めた社会見学プログラムを実施するという取り組みが評価された。▼活動内容
「クラブ選考賞」はモンテディオ山形の「『“声”のチカラを起点に高齢者が輝き活躍する地域へ』O-60 モンテディオやまびこ」が受賞。昨年まで2年連続で同賞を受賞した若者とのワークショップ企画から一転、高齢社会にもアプローチし、声を出すことで元気を高め合う『O-60モンテディオやまびこ』の取り組みが評価された。▼活動内容
「ファン・サポーター選考賞」はアビスパ福岡の「2,000人の”一歩”が次の日からの日常を変えていく!『TAKE ACTION Week!』」が受賞。各団体・企業が直面する社会課題をクラブが自ら募集し、それらに寄り添う形で選手・スタッフも関わりながら、参加型イベント、ワークショップ、雇用創出の企画をホームゲームで行うという幅広い取り組みが評価された。▼活動内容
広島、長崎、八戸、福岡は初受賞。FC東京は20年の第1回でソーシャルチャレンジャー賞を受賞して以来5年ぶりの受賞となった。また山形は一昨季から3年連続のクラブ選考賞の快挙を果たした。受賞クラブでは今後、ホームゲームのキックオフ前やハーフタイムに授賞式が行われる。
(取材・文 竹内達也)
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シャレン!アウォーズはJリーグ全60クラブが前年度に行った社会連携活動を称える表彰式で、今年が6回目。創設当初から続いている「ソーシャルチャレンジャー賞」、「パブリック賞」、「メディア賞」に加えて、一昨年から新設された「ファン・サポーター選考賞」「クラブ選考賞」「明治安田 地元の元気賞」の6賞で計6クラブが受賞した。
地域の社会課題解決にチャレンジした活動を称える「ソーシャルチャレンジャー賞」はFC東京の「『NO PLANET、NO TOKYO』が描く未来。少年たちの夢を育む『HIGH HOPE』」が受賞。2016年に始まった多摩少年院との連携は院外学習のサポートだけでなく、院内での交流に広がり、少年たちが自らの夢や目標を見つけて社会の一員として歩む力を養うことを支援する取り組みが評価された。
▼活動内容
国や自治体の政策を活用し、多様なステークホルダーと連携した活動を称える「パブリック賞」はサンフレッチェ広島の「“街なかスタジアム”開業に伴う、横川商店街の逆襲」が受賞。エディオンピースウイング広島の開業に伴い、人流が少なくなった旧スタジアム「広島ビッグアーチ」至近の横川商店街の各種イベントに全面協力する取り組みが評価された。▼活動内容
メディア関係者が選考する「メディア賞」はV・ファーレン長崎の「被爆地のプロスポーツクラブ(Jリーグクラブ・Bリーグクラブ)として、自治体・高校生とともに日本全国、世界、そして次世代へと発信する平和へのメッセージ」が受賞。選手が積極的に活動に参加し、他のプロスポーツ選手や高校生と共に平和構築に向けたアクションプランを考える取り組みが評価された。▼活動内容
「明治安田 地元の元気賞」はヴァンラーレ八戸の「School Trip Day」が受賞。全国2位の人口減少率に直面する青森県の課題に寄り添い、ホームタウン16市町村の小中学生を対象とした試合観戦を含めた社会見学プログラムを実施するという取り組みが評価された。▼活動内容
「クラブ選考賞」はモンテディオ山形の「『“声”のチカラを起点に高齢者が輝き活躍する地域へ』O-60 モンテディオやまびこ」が受賞。昨年まで2年連続で同賞を受賞した若者とのワークショップ企画から一転、高齢社会にもアプローチし、声を出すことで元気を高め合う『O-60モンテディオやまびこ』の取り組みが評価された。▼活動内容
「ファン・サポーター選考賞」はアビスパ福岡の「2,000人の”一歩”が次の日からの日常を変えていく!『TAKE ACTION Week!』」が受賞。各団体・企業が直面する社会課題をクラブが自ら募集し、それらに寄り添う形で選手・スタッフも関わりながら、参加型イベント、ワークショップ、雇用創出の企画をホームゲームで行うという幅広い取り組みが評価された。▼活動内容
広島、長崎、八戸、福岡は初受賞。FC東京は20年の第1回でソーシャルチャレンジャー賞を受賞して以来5年ぶりの受賞となった。また山形は一昨季から3年連続のクラブ選考賞の快挙を果たした。受賞クラブでは今後、ホームゲームのキックオフ前やハーフタイムに授賞式が行われる。
(取材・文 竹内達也)
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