J屈指の守護神が満を持してA代表へ…鹿島GK早川友基「求めていたのは一個上のレベルでプレーするところ」

GK
[7.5 J1第23節 川崎F 2-1 鹿島 U等々力]
好セーブでゴールに立ちはだかった鹿島アントラーズの守護神は、初めて日の丸を背負った戦いに臨む。GK早川友基は来週開幕のE-1選手権に出場する日本代表メンバーに初選出。「国を背負って戦うということなので、まずはしっかり勝つことにフォーカスしながら、プラスアルファ自分の良さやチームに対してできることをやっていきたい」と意欲を口にした。
90分間を通して、J1リーグトップのセーブ率をこの試合でも見せつけた。冷静な立ち位置でミドルシュートを正面で受ける場面もあれば、至近距離からのシュートを好反応の片手ではじいた。2失点には「ああいう失点はしたくなかった」と悔しさをにじませながら、「今日はクロスが多かったなかで、しっかりポジションだったり、キャッチするのかはじくのかというところはトライできた」と手応えも語った。
明治大を卒業後、2021年から鹿島に加入。22年終盤からレギュラーとして定着し始めると、23年からはゴールを守り続けた。今シーズンは上位争いのチームを守備面でけん引。GKは枠が少ないなかで、来年に北中米W杯を控える日本代表に初選出となった。
6日から来週開幕のE-1選手権に備えていく。26歳の守護神は「普段通り」と大会を見据える。
「知っている選手もけっこういるので、そこでうまくコミュニケーションを取りながら、短期間の活動ではあるけど、そこでどれだけチームとしての完成度を高くできるかは絶対に大事だと思う。それは自分のキャリアを通じても重要になってくる。そこを特に意識してやっていきたい」
GK3枠は早川以外にも、ロス五輪世代のピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋)、そして代表経験豊富な大迫敬介(広島)が名を連ねた。早川にとって面識のある大迫がひとつの指標となる。
「練習とかで自分がどれだけできるのか、サコとどれだけ差があるのか、サコがこれできるのかとか感じれるいい機会」。早川は新たな舞台に目を輝かせながら、「自分が求めていたのは一個上のレベルでプレーするところ。そういう意味では新しい刺激だったり、色々感じ取れるものがあると思う。そこはがんばっていきたい」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
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好セーブでゴールに立ちはだかった鹿島アントラーズの守護神は、初めて日の丸を背負った戦いに臨む。GK早川友基は来週開幕のE-1選手権に出場する日本代表メンバーに初選出。「国を背負って戦うということなので、まずはしっかり勝つことにフォーカスしながら、プラスアルファ自分の良さやチームに対してできることをやっていきたい」と意欲を口にした。
90分間を通して、J1リーグトップのセーブ率をこの試合でも見せつけた。冷静な立ち位置でミドルシュートを正面で受ける場面もあれば、至近距離からのシュートを好反応の片手ではじいた。2失点には「ああいう失点はしたくなかった」と悔しさをにじませながら、「今日はクロスが多かったなかで、しっかりポジションだったり、キャッチするのかはじくのかというところはトライできた」と手応えも語った。
明治大を卒業後、2021年から鹿島に加入。22年終盤からレギュラーとして定着し始めると、23年からはゴールを守り続けた。今シーズンは上位争いのチームを守備面でけん引。GKは枠が少ないなかで、来年に北中米W杯を控える日本代表に初選出となった。
6日から来週開幕のE-1選手権に備えていく。26歳の守護神は「普段通り」と大会を見据える。
「知っている選手もけっこういるので、そこでうまくコミュニケーションを取りながら、短期間の活動ではあるけど、そこでどれだけチームとしての完成度を高くできるかは絶対に大事だと思う。それは自分のキャリアを通じても重要になってくる。そこを特に意識してやっていきたい」
GK3枠は早川以外にも、ロス五輪世代のピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋)、そして代表経験豊富な大迫敬介(広島)が名を連ねた。早川にとって面識のある大迫がひとつの指標となる。
「練習とかで自分がどれだけできるのか、サコとどれだけ差があるのか、サコがこれできるのかとか感じれるいい機会」。早川は新たな舞台に目を輝かせながら、「自分が求めていたのは一個上のレベルでプレーするところ。そういう意味では新しい刺激だったり、色々感じ取れるものがあると思う。そこはがんばっていきたい」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
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