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首位・鹿島、終盤の舩橋弾でドローに持ち込む…天皇杯のリベンジ狙った福岡は逃げ切れず

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鹿島アントラーズアビスパ福岡の一戦はドロー決着

[8.16 J1第26節 鹿島 1-1 福岡 メルスタ]

 J1リーグは16日、第26節を各地で開催し、メルカリスタジアムでは鹿島アントラーズアビスパ福岡が対戦。後半5分に福岡が先制するも、39分に鹿島が追い付いて試合は1-1のドローに終わった。

 2連勝を飾って首位に再浮上した鹿島は第25節FC東京戦(○1-0)から先発3人を入れ替え、MF樋口雄太、MF柴崎岳、DF濃野公人らを先発起用。一方、ここ7戦無敗(3勝4分け)の福岡は第25節川崎F戦(○5-2)から先発1人を入れ替え、MF前嶋洋太らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 10日の天皇杯4回戦で対峙した両チーム。同試合では鹿島が延長戦の末に3-2の勝利を収めている。

 前半2分にファーストシュートを放ったのは、天皇杯のリベンジを狙う福岡だった。自陣でパスカットをしたMF藤本一輝がドリブルで運び、PA内まで持ち込んで左足のフィニッシュ。23分には左サイドのDF安藤智哉が送ったクロスをファーサイドの前嶋が落とし、FW紺野和也が右足で狙うもジャストミートさせられなかった。

 さらに34分、FW碓井聖生のパスからPA内右に侵入した紺野が左足のシュートを放つが、GK早川友基に右手1本で弾き出されてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、5分に福岡が試合を動かす。安藤とのパス交換でPA内左に侵入した藤本がグラウンダーのクロスを供給すると、碓井が右足で押し込んでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った鹿島は10分、MF松村優太、MF舩橋佑、MF知念慶の3枚を投入。さらに17分、12日に横浜FMからの加入が発表されたばかりのFWエウベル、24分にはFW田川亨介をピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。

 25分には左サイドからFW鈴木優磨が送った弾道の低いクロスに松村が飛び込むも、ヘディングで合わせたシュートはゴール右に外れた。しかし、39分、相手の中途半端になったクリアに走り込んだ舩橋が右足のシュートで豪快に叩き込み、鹿島が試合を振り出しに戻した。

 その後はともに勝ち越しゴールを狙うが、粘り強く対応する相手守備を攻略し切れず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。勝ち点1の上積みに終わった鹿島は、他会場の結果次第で首位陥落の可能性がある。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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