止まらない浦和ルーキーFW肥田野蓮治、埼スタデビュー弾で4戦3発! J最強CBとのデュエルでも健闘「意外と通用するなと」
FW
[2.28 J1百年構想EAST第4節 浦和 2-3 鹿島 埼玉]
堂々の埼スタデビューを飾った。浦和レッズのルーキーFW肥田野蓮治は28日、J1百年構想リーグ第4節・鹿島戦に1トップで先発出場し、前半14分に先制ゴールを記録。2-2で迎えた後半18分に途中交代し、不完全燃焼の結末にはなったが、DF植田直通とのデュエルで張り合う姿を見せるなど、52841人の大観衆に非凡なポテンシャルを印象付けた。
爆発的なスピードが昨季王者の守備陣を切り裂いた。前半14分、右サイドへのロングフィードにMF金子拓郎が反応し、縦突破を仕掛けると、その間に肥田野はゴール前へ。「拓郎くんが自分のことを見てくれるのはわかっていたので、とりあえず相手より前に入るということで100%のスプリントで突っ込んでいった」。鋭いスプリントでファーポスト脇に走り込み、クロスをワンタッチで押し込んだ。
肥田野は桐蔭横浜大から今季浦和に正式加入し、プロ生活をスタートさせたばかりのルーキーFW。だが、特別指定選手としてJリーグデビューを果たした昨季第37節・岡山戦、今季の開幕節・千葉戦でも得点を決めており、出場4試合目にして3ゴール目となった。
また得点シーン以外でも貢献度は高く、181cmの上背と高いアジリティ能力を活かしたプレーはすでにJ1基準。この日の前半途中にはGK西川周作のロングフィードに反応し、背中で植田を制しつつ、鋭いターンからドリブルで深い位置で潜り込む場面を作るなど、J1最強と言えるCB相手にも戦える姿を見せつけた。
そのパフォーマンスには肥田野自身も手応えを感じていた様子。「最近は“収め”もチャレンジしているなか、いい感触があった。相手が植田選手ということで多少は緊張感もあったけど、意外と通用するなと自分の中で一つ自信になる部分だった」。ただそんな収穫はありつつも、J1でのみ通用する選手にとどまるつもりもない。
日本人の若手FWで植田と張り合えている時点ですでに稀有な存在だが、「個人としてスケールの大きいプレーを目指しているなかで、日本人だからとか関係なく、誰が相手でもああいうプレーができるようになるのが自分の目標」とキッパリ。「みんなが考えられないようなスケールを持った選手になりたいと思っているので、これからも続けていきたい」と決意を新たにしていた。
またこの日は前半13分のビッグチャンスがクロスバーに阻まれ、1ゴールで迎えた後半18分に途中交代。チームも後半45分の失点によって2-3で敗れ、大きな悔しさも味わった。「失点した時にピッチに立てていないのは悔しい、情けない気持ちだったので90分間立てる選手になりたい」。そんな決意とともに「ああいうところを決め切れないと今日のような結果になってしまう。チームとして3点目を重視していたので自分が取れなかったのは課題」と自らに厳しい基準を突きつけた。
デビュー戦から4試合連続のアウェーゲームを経て、本拠地の埼玉スタジアム2002で躍動した経験はきっと糧になるはず。「埼スタが初めてでいい雰囲気を作ってくださって、自分自身も気持ちが高まって、絶対に点を決めたい気持ちにさせてもらった。勝てなかったのは申し訳なかったけど、次は絶対に勝つので一緒に戦ってくださいと伝えたい」。自らに期待を寄せる人々への思いも胸に、次の試合でもゴールを重ねる。
(取材・文 竹内達也)
●Jリーグ百年構想リーグ特集
▶サッカーの大人気ポッドキャスト!ヤーレンズのボケサカは毎週金曜配信
堂々の埼スタデビューを飾った。浦和レッズのルーキーFW肥田野蓮治は28日、J1百年構想リーグ第4節・鹿島戦に1トップで先発出場し、前半14分に先制ゴールを記録。2-2で迎えた後半18分に途中交代し、不完全燃焼の結末にはなったが、DF植田直通とのデュエルで張り合う姿を見せるなど、52841人の大観衆に非凡なポテンシャルを印象付けた。
爆発的なスピードが昨季王者の守備陣を切り裂いた。前半14分、右サイドへのロングフィードにMF金子拓郎が反応し、縦突破を仕掛けると、その間に肥田野はゴール前へ。「拓郎くんが自分のことを見てくれるのはわかっていたので、とりあえず相手より前に入るということで100%のスプリントで突っ込んでいった」。鋭いスプリントでファーポスト脇に走り込み、クロスをワンタッチで押し込んだ。
肥田野は桐蔭横浜大から今季浦和に正式加入し、プロ生活をスタートさせたばかりのルーキーFW。だが、特別指定選手としてJリーグデビューを果たした昨季第37節・岡山戦、今季の開幕節・千葉戦でも得点を決めており、出場4試合目にして3ゴール目となった。
また得点シーン以外でも貢献度は高く、181cmの上背と高いアジリティ能力を活かしたプレーはすでにJ1基準。この日の前半途中にはGK西川周作のロングフィードに反応し、背中で植田を制しつつ、鋭いターンからドリブルで深い位置で潜り込む場面を作るなど、J1最強と言えるCB相手にも戦える姿を見せつけた。
そのパフォーマンスには肥田野自身も手応えを感じていた様子。「最近は“収め”もチャレンジしているなか、いい感触があった。相手が植田選手ということで多少は緊張感もあったけど、意外と通用するなと自分の中で一つ自信になる部分だった」。ただそんな収穫はありつつも、J1でのみ通用する選手にとどまるつもりもない。
日本人の若手FWで植田と張り合えている時点ですでに稀有な存在だが、「個人としてスケールの大きいプレーを目指しているなかで、日本人だからとか関係なく、誰が相手でもああいうプレーができるようになるのが自分の目標」とキッパリ。「みんなが考えられないようなスケールを持った選手になりたいと思っているので、これからも続けていきたい」と決意を新たにしていた。
またこの日は前半13分のビッグチャンスがクロスバーに阻まれ、1ゴールで迎えた後半18分に途中交代。チームも後半45分の失点によって2-3で敗れ、大きな悔しさも味わった。「失点した時にピッチに立てていないのは悔しい、情けない気持ちだったので90分間立てる選手になりたい」。そんな決意とともに「ああいうところを決め切れないと今日のような結果になってしまう。チームとして3点目を重視していたので自分が取れなかったのは課題」と自らに厳しい基準を突きつけた。
デビュー戦から4試合連続のアウェーゲームを経て、本拠地の埼玉スタジアム2002で躍動した経験はきっと糧になるはず。「埼スタが初めてでいい雰囲気を作ってくださって、自分自身も気持ちが高まって、絶対に点を決めたい気持ちにさせてもらった。勝てなかったのは申し訳なかったけど、次は絶対に勝つので一緒に戦ってくださいと伝えたい」。自らに期待を寄せる人々への思いも胸に、次の試合でもゴールを重ねる。
(取材・文 竹内達也)
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