大宮18歳MF小林柚希が上位対決でJデビュー! 前回U-17W杯経験した高3世代「自分に足りないものが明確になった」
[5.6 J2・J3百年構想第15節 大宮 3-2 いわき NACK]
昨年秋のU-17ワールドカップに出場した18歳が、J2上位対決でJリーグデビューを果たした。RB大宮アルディージャのMF小林柚希は後半35分、3-2と1点差に詰め寄られた直後に途中出場。「自分のプレーはあまり出せずに終わった」と悔やむ内容となったものの、ピッチで勝利の瞬間を迎えた。
2008年4月13日生まれの小林は1か月前に18歳の誕生日を迎えたばかりの高校3年生。今季は同期のMF神田泰斗がプロ契約でのJリーグデビューを飾っているなか、自身は大宮U18の中心選手として高円宮杯プリンスリーグ関東1部での出場が中心だったが、この日は2種登録でトップチームのメンバー入りを果たした。
チームは後半の早い時間帯に2点のリードを確保し、出場準備は整った。「出場するすぐ直前に声をかけてもらったけど、自分の中でも『今日出るかな』と思って過ごしていたので準備のは大丈夫だった」。交代準備に入ったタイミングで1点差に詰め寄られ、起用には迷いも生じかねない状況だったが、宮沢悠生監督の判断は揺るがず、小林も「みんな必死にやっていたのでこれ以上失点しない自信はあった」と気負いなくピッチに入ったという。
一人のアタッカーとしては積極的なプレーを見せたいが、チームの一員としては1点リードを守らなければならないという緊迫した展開。「自分の中では自分の特徴を出したかったけど、状況もあって第一はチームを勝たせることにフォーカスして、その上で自分のプレーを出せたらいいなと思っていた」。ただ、いわきが次第に圧力を強めてくるなか、守備に回る時間帯が長くなった。
守備の局面では課題が見つかった。「自分がプレスバックして絶対に入れ替わっていけないところで軽くなって、簡単に相手にプレーさせてしまった。途中交代でそういう(闘う)部分を求められて入ったはずなので、そういう部分でもっとやらないといけないと思った」。共にピッチに立ったFW杉本健勇からフィードバックを受けたといい、プロ基準のプレー強度を痛感する機会となった。
また緊迫した展開における迷いは攻撃面でも見られた。左サイドに開いたFW杉本健勇からのクロスが完璧な軌道でゴール前に入り、ニアのFW山本桜大を越えてファーサイドに流れた場面があったが、小林は直前で足を止めてしまったことでシュートに持ち込めなかった。「あれは自分の課題。そういうところを突き詰めれば得点という形でチームに貢献できると思うので突き詰めてやっていきたい」と反省を口にした。
チームの勝利に関わりはしたものの、小林自身にとってはほろ苦いデビュー戦。「今日はまさしく自分に足りないものが明確になった試合。空中戦の競り合い、セカンドボールの反応、守備の部分で求められるところが多かった。今後はそういうところも伸ばしながら、自分の長所も伸ばしていきたい」とさらなる成長を誓った。
(取材・文 竹内達也)
●Jリーグ百年構想リーグ特集
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
昨年秋のU-17ワールドカップに出場した18歳が、J2上位対決でJリーグデビューを果たした。RB大宮アルディージャのMF小林柚希は後半35分、3-2と1点差に詰め寄られた直後に途中出場。「自分のプレーはあまり出せずに終わった」と悔やむ内容となったものの、ピッチで勝利の瞬間を迎えた。
2008年4月13日生まれの小林は1か月前に18歳の誕生日を迎えたばかりの高校3年生。今季は同期のMF神田泰斗がプロ契約でのJリーグデビューを飾っているなか、自身は大宮U18の中心選手として高円宮杯プリンスリーグ関東1部での出場が中心だったが、この日は2種登録でトップチームのメンバー入りを果たした。
チームは後半の早い時間帯に2点のリードを確保し、出場準備は整った。「出場するすぐ直前に声をかけてもらったけど、自分の中でも『今日出るかな』と思って過ごしていたので準備のは大丈夫だった」。交代準備に入ったタイミングで1点差に詰め寄られ、起用には迷いも生じかねない状況だったが、宮沢悠生監督の判断は揺るがず、小林も「みんな必死にやっていたのでこれ以上失点しない自信はあった」と気負いなくピッチに入ったという。
一人のアタッカーとしては積極的なプレーを見せたいが、チームの一員としては1点リードを守らなければならないという緊迫した展開。「自分の中では自分の特徴を出したかったけど、状況もあって第一はチームを勝たせることにフォーカスして、その上で自分のプレーを出せたらいいなと思っていた」。ただ、いわきが次第に圧力を強めてくるなか、守備に回る時間帯が長くなった。
守備の局面では課題が見つかった。「自分がプレスバックして絶対に入れ替わっていけないところで軽くなって、簡単に相手にプレーさせてしまった。途中交代でそういう(闘う)部分を求められて入ったはずなので、そういう部分でもっとやらないといけないと思った」。共にピッチに立ったFW杉本健勇からフィードバックを受けたといい、プロ基準のプレー強度を痛感する機会となった。
また緊迫した展開における迷いは攻撃面でも見られた。左サイドに開いたFW杉本健勇からのクロスが完璧な軌道でゴール前に入り、ニアのFW山本桜大を越えてファーサイドに流れた場面があったが、小林は直前で足を止めてしまったことでシュートに持ち込めなかった。「あれは自分の課題。そういうところを突き詰めれば得点という形でチームに貢献できると思うので突き詰めてやっていきたい」と反省を口にした。
チームの勝利に関わりはしたものの、小林自身にとってはほろ苦いデビュー戦。「今日はまさしく自分に足りないものが明確になった試合。空中戦の競り合い、セカンドボールの反応、守備の部分で求められるところが多かった。今後はそういうところも伸ばしながら、自分の長所も伸ばしていきたい」とさらなる成長を誓った。
(取材・文 竹内達也)
●Jリーグ百年構想リーグ特集
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信



