J開幕直前に激闘! 9年ぶり“さいたまダービー”は痛み分け…大宮リードも浦和が終盤オナイウPK弾でドロー
[8.1 プレシーズンマッチ 浦和 2-2 大宮 埼玉]
1日にプレシーズンマッチが行われ、浦和レッズとRB大宮アルディージャが対戦した。9年ぶりとなる“さいたまダービー”は2-2のドロー。大宮が2-1でリードしていたが、浦和は後半40分にFWオナイウ阿道がPKキッカーを務め、一度は外すも頭で押し込んで同点とした。
新たに曺貴裁監督が就任した浦和は4-3-3の布陣を敷く。GKは西川周作、4バックは左からDF長沼洋一、DF根本健太、DF宮本優太、DF林幸多郎(←町田)。アンカーはMF安居海渡、インサイドハーフはMF渡邊凌磨とMF笹修大(←今治)。前線3人は左からMFマテウス・サヴィオ、FW小森飛絢、MF金子拓郎が並んだ。練習生のDF稲垣篤志(明治大)とDF田中玲音(東海大)がベンチに入った。
大宮もナルシス・ペラッチ・ナダル監督体制の初陣となる。4-3-3の布陣でGKはトム・グローバー、4バックは左からDF加藤聖、DF西尾隆矢、DF尾崎優成、DF木寺優直。アンカーはMF加藤玄、インサイドハーフはMF豊川雄太と、ライプツィヒへの完全移籍から大宮にレンタルで入り直したMF山本桜大。前線3人は左からMF泉柊椰、FWカルリーニョス・ジュニオ(←千葉)、FWカプリーニが立った。
先制に成功したのは大宮。中盤左サイドの泉が縦にパスを出し、フリーの豊川がボールを持つ。右足クロスを上げると、PA内のC・ジュニオがヘディングシュートで流し込んだ。大宮が新加入ストライカーの活躍で先制ゴールを奪った。
勢いに乗る大宮は前半13分にもチャンス。左サイドの深い位置から加藤聖がクロスを上げ、山本が左足ダイレクトで合わせた。しかし、ゴール左外にわずかに逸れていった。
早々に失点を喫した浦和だが、前半14分に同点に戻す。相手のビルドアップを狙った渡邊がボールを奪取。そのまま冷静にフィニッシュを決め切り、1-1とした。しかし、大宮がその1分後に再び勝ち越す。山本のキープから左サイドにつなぎ、泉がカットインから右足シュート。ゴール右隅に決め、2-1と再びリードした。
その後は浦和の攻勢が続くが、大宮は冷静な守備で同点を許さない。前半45分にC・ジュニオが負傷し、MF中山昂大と交代。中山と山本がインサイドハーフの位置に立ち、豊川が最前線に移動した。試合は大宮が2-1のリードで折り返した。
ハーフタイムでは浦和が2枚替え。笹と根本に代え、FW南野遥海(←G大阪)と期限付き移籍から復帰したDF工藤孝太(←岡山)が出場した。インサイドハーフがM・サヴィオと渡邊となり、南野は左ウイングに入った。
後半から攻勢を強めたのは大宮。中盤で優位を保ちつつ、サイドを切り崩してチャンスを作っていく。カウンターで反撃を狙う浦和は、後半10分に再び交代カードを切る。長沼に代えてDFダニーロ・ボザが出場。右サイドバックに入り、林が左サイドに移動した。
後半15分、浦和に決定機。左サイドの渡邊が尾崎を引き付けてグラウンダーのクロスを上げる。最前線に詰めた小森がトラップするも、飛び出したGKグローバーに阻まれた。
浦和は後半16分に小森に代え、オナイウが投入される。大宮は21分に尾崎が足を攣ってピッチを離れ、DF村上陽介が出場した。23分には木寺、豊川、カプリーニが下がり、DF関口凱心、FWマギージェラニー蓮、2019年に16歳でタイ代表デビューを飾ったMFスファナット・ムエアンタ(←ブリーラム・ユナイテッド)の3人が入った。マギーが1トップに、スファナットは右サイドに配置された。
浦和は後半31分に3枚替え。林、安居、M・サヴィオに代え、MF水沼宏太(←ニューカッスル・ジェッツ)、MFサミュエル・グスタフソン、FW肥田野蓮治が出場する。3-4-2-1に変え、工藤、宮本、ボザで3バック、渡邊とグスタフソンが2ボランチを組んだ。36分には肥田野が右サイドからクロスを出し、ニアサイドの南野がダイレクトで合わせるも、同点ゴールとはならない。
大宮は山本が途中交代となり、MF小島幹敏が入った。徐々に守勢に回るなか、37分には加藤聖がPA内で肥田野を倒してしまいPKの判定。浦和はオナイウがPKキッカーを務め、シュートはGKグローバーにセーブされる。しかしオナイウがすかさずこぼれ球を頭で押し込み、2-2と試合を振り出しに戻した。
浦和は後半アディショナルタイムに金子を下げ、練習生の稲垣がピッチに入る。短い時間ながら左サイドからクロスを上げ、直後にはロングスロー。終了間際にはカットインから右足ミドルも放ち、スタジアムを沸かせた。
残り時間で決着はつかず、2-2で試合終了。ダービーマッチは痛み分けに終わった。来週に開幕するJリーグで、浦和は7日に敵地でガンバ大阪と、大宮は8日にホームでアルビレックス新潟と対戦する。
(取材・文 石川祐介)
●2026-27シーズンJリーグ特集
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1日にプレシーズンマッチが行われ、浦和レッズとRB大宮アルディージャが対戦した。9年ぶりとなる“さいたまダービー”は2-2のドロー。大宮が2-1でリードしていたが、浦和は後半40分にFWオナイウ阿道がPKキッカーを務め、一度は外すも頭で押し込んで同点とした。
新たに曺貴裁監督が就任した浦和は4-3-3の布陣を敷く。GKは西川周作、4バックは左からDF長沼洋一、DF根本健太、DF宮本優太、DF林幸多郎(←町田)。アンカーはMF安居海渡、インサイドハーフはMF渡邊凌磨とMF笹修大(←今治)。前線3人は左からMFマテウス・サヴィオ、FW小森飛絢、MF金子拓郎が並んだ。練習生のDF稲垣篤志(明治大)とDF田中玲音(東海大)がベンチに入った。
大宮もナルシス・ペラッチ・ナダル監督体制の初陣となる。4-3-3の布陣でGKはトム・グローバー、4バックは左からDF加藤聖、DF西尾隆矢、DF尾崎優成、DF木寺優直。アンカーはMF加藤玄、インサイドハーフはMF豊川雄太と、ライプツィヒへの完全移籍から大宮にレンタルで入り直したMF山本桜大。前線3人は左からMF泉柊椰、FWカルリーニョス・ジュニオ(←千葉)、FWカプリーニが立った。
先制に成功したのは大宮。中盤左サイドの泉が縦にパスを出し、フリーの豊川がボールを持つ。右足クロスを上げると、PA内のC・ジュニオがヘディングシュートで流し込んだ。大宮が新加入ストライカーの活躍で先制ゴールを奪った。
勢いに乗る大宮は前半13分にもチャンス。左サイドの深い位置から加藤聖がクロスを上げ、山本が左足ダイレクトで合わせた。しかし、ゴール左外にわずかに逸れていった。
早々に失点を喫した浦和だが、前半14分に同点に戻す。相手のビルドアップを狙った渡邊がボールを奪取。そのまま冷静にフィニッシュを決め切り、1-1とした。しかし、大宮がその1分後に再び勝ち越す。山本のキープから左サイドにつなぎ、泉がカットインから右足シュート。ゴール右隅に決め、2-1と再びリードした。
その後は浦和の攻勢が続くが、大宮は冷静な守備で同点を許さない。前半45分にC・ジュニオが負傷し、MF中山昂大と交代。中山と山本がインサイドハーフの位置に立ち、豊川が最前線に移動した。試合は大宮が2-1のリードで折り返した。
ハーフタイムでは浦和が2枚替え。笹と根本に代え、FW南野遥海(←G大阪)と期限付き移籍から復帰したDF工藤孝太(←岡山)が出場した。インサイドハーフがM・サヴィオと渡邊となり、南野は左ウイングに入った。
後半から攻勢を強めたのは大宮。中盤で優位を保ちつつ、サイドを切り崩してチャンスを作っていく。カウンターで反撃を狙う浦和は、後半10分に再び交代カードを切る。長沼に代えてDFダニーロ・ボザが出場。右サイドバックに入り、林が左サイドに移動した。
後半15分、浦和に決定機。左サイドの渡邊が尾崎を引き付けてグラウンダーのクロスを上げる。最前線に詰めた小森がトラップするも、飛び出したGKグローバーに阻まれた。
浦和は後半16分に小森に代え、オナイウが投入される。大宮は21分に尾崎が足を攣ってピッチを離れ、DF村上陽介が出場した。23分には木寺、豊川、カプリーニが下がり、DF関口凱心、FWマギージェラニー蓮、2019年に16歳でタイ代表デビューを飾ったMFスファナット・ムエアンタ(←ブリーラム・ユナイテッド)の3人が入った。マギーが1トップに、スファナットは右サイドに配置された。
浦和は後半31分に3枚替え。林、安居、M・サヴィオに代え、MF水沼宏太(←ニューカッスル・ジェッツ)、MFサミュエル・グスタフソン、FW肥田野蓮治が出場する。3-4-2-1に変え、工藤、宮本、ボザで3バック、渡邊とグスタフソンが2ボランチを組んだ。36分には肥田野が右サイドからクロスを出し、ニアサイドの南野がダイレクトで合わせるも、同点ゴールとはならない。
大宮は山本が途中交代となり、MF小島幹敏が入った。徐々に守勢に回るなか、37分には加藤聖がPA内で肥田野を倒してしまいPKの判定。浦和はオナイウがPKキッカーを務め、シュートはGKグローバーにセーブされる。しかしオナイウがすかさずこぼれ球を頭で押し込み、2-2と試合を振り出しに戻した。
浦和は後半アディショナルタイムに金子を下げ、練習生の稲垣がピッチに入る。短い時間ながら左サイドからクロスを上げ、直後にはロングスロー。終了間際にはカットインから右足ミドルも放ち、スタジアムを沸かせた。
残り時間で決着はつかず、2-2で試合終了。ダービーマッチは痛み分けに終わった。来週に開幕するJリーグで、浦和は7日に敵地でガンバ大阪と、大宮は8日にホームでアルビレックス新潟と対戦する。
(取材・文 石川祐介)
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