東京ヴェルディは17日、元日本代表FW巻誠一郎が新加入すると発表した。背番号は「41」。巻は昨年7月に千葉からアムカル・ペルミ(ロシア)に加入すると、今年の3月には中国スーパーリーグの深センに移籍。しかし、右足首痛に悩まされて4戦無得点に終わり、7月に退団していた。

　生まれ故郷の熊本なども獲得に乗り出していたが、巻は東京Vを決断した。クラブを通じて「約1年振りにJリーグに復帰するにあたり、東京ヴェルディでプレーさせてもらうことが決まりました。ヴェルディはJ1に昇格できるチャンスがあるチームですし、そこで自分がこれまで経験してきたことをチームに還元できればと思っています」と意気込みを語っている。

　日本復帰は、千葉時代の昨年6月12日の甲府戦(小瀬)以来となる。東京Vは現在8位で、巻にはJ1昇格への切り札となることが求められる。なお、詳細は決定していないが、21日の鳥栖戦(味スタ)ではサイン会を行うという。

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