鹿島アントラーズの来季監督にOBの元ブラジル代表ジョルジーニョ氏の就任が濃厚になっていることが分かった。16日各メディアが報じている。本人も前向きで、就任となれば鹿島8代目の監督にして初のクラブOBの就任となる。

　ジョルジーニョ氏は1995年から98年まで鹿島でプレー。ブラジル代表としても、94年アメリカW杯で優勝を経験。03年に現役引退後は指導者となり10年南アフリカW杯でブラジル代表のコーチを務めるなど実績を残していた。今季はブラジルのフィゲイレンセで指揮を執り、ブラジル全国選手権7位に躍進させたが、今季限りで退任。毎日新聞によると、ブラジルの複数クラブやG大阪などからも来季監督就任に向けた調査を受けていたという。

　また同日スポーツ報知は、川崎フロンターレを今季限りで退団するFWジュニーニョの獲得を目指すことが判明したとしている。鹿島は今季6位に沈んだ一因が決定力不足にあったと判断。「決定力のあるFW」という条件で新助っ人を探していた。鹿島が実績十分の34歳FWを獲得し、常勝軍団の再建を図る。

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