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マルキーニョス吹っ飛ばした! J10クラブ争奪戦の植田が横浜FM練習参加

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 名古屋、鹿島、浦和、F東京などJ10クラブが注目するDF植田直通(大津高2年)が9日、横浜F・マリノスの宮崎キャンプに参加した。
 
 昨年のU-17W杯で日本の8強進出に貢献した185cmの大型CB。今冬の全国高校選手権こそ県予選準決勝で敗れて出場できなかったが、1年から名門・大津のレギュラーを獲得し、その能力の高さを印象付けるなど高校世代を代表するDFだ。テコンドーで鍛えた身体と闘争心の強さ、加えて50mを6秒1で走る快足を持つ。関係者は海外遠征で他の選手が体格差にやや萎縮する中、植田は平然とした表情でやり合ってくることを話していたが、Jの練習でも怯むことは皆無。東京中日スポーツによると、この日は7対7のミニゲームでは、「自分は当たるの大好きなんで」と競り合うFWマルキーニョスを吹っ飛ばしたという。

 日本代表DF栗原勇蔵は「いい骨格してるね。まだ細いけど、肉が付けばもっと強くなる。あの世代は態度もふてぶてしいし、楽しみだね」。10、11日の練習試合に参加した後は浦和の鹿児島合宿に合流。植田は進路選択の基準として「自分に合ったところに決めたいと思います。もう少し時間を掛けて考えたい」と話しているということで、その決断に注目が集まる。

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