富士ゼロックススーパー杯のキックオフ直前にFC東京のランコ・ポポヴィッチ監督が囲み取材に応じ、「楽しめば結果はついてくる」と自信をうかがわせた。

　メンバー選考については「先を見据えてのものではありません。私たちにとっては、常に目先の試合が一番大切です。ですから、現時点で一番良い選手を11人並べました」。だが、戦いは11人だけでするものではないことも強調する。

「ベンチ入りする選手たちにも同じような準備が必要です。もし、試合を見るためだけに来ているのであれば、家でテレビを見ていればいいわけですからね。途中出場の選手たちは、スタメンの選手と同じ、もしくはそれ以上のパフォーマンスをピッチで出してくれることを期待しています」

　最後にJ1王者の柏に勝利するためのポイントを聞かれると指揮官は「どのポイントというよりも、あらゆる点で昨シーズンのチャンピオンを上回りたい」と笑顔を見せた。