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兵働起点に千葉躍動!横浜FCに3発快勝

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[3.17 J2第3節 千葉3-0横浜FC フクアリ]

 ジェフユナイテッド千葉横浜FCに3-0で快勝した。前節は京都に0-2で敗れた千葉だったが、この試合ではクロス、スルーパスで再三決定機を演出する新加入MF兵働昭弘(前・柏)を中心に攻守に横浜FCを圧倒した。前半12分、兵働が左サイドの大外からPAへ走りこんだFW深井正樹へ完璧なスルーパス。これを深井が左足で先制ゴールを突き刺す。

 その後もポゼッションで主導権を握る千葉はMF佐藤勇人やFW藤田祥史が決定機を迎えた。そして後半21分、左サイドを藤田とMF山口慶のコンビで崩すと、深井のシュートのこぼれ球を兵働が右足で千葉移籍後初ゴールとなる一撃を決めて2-0。さらに25分にはPAで兵働からのヒールパスを受けた深井が、左中間からゴール右上へ鮮やかなコントロールショットを決めて3-0へ突き放した。

 4-2-3-1の左サイドに入って2得点の深井は試合後のヒーローインタビューで「先週、京都では自分の出来でゲームを壊してしまったので良かったです」。昨年は14ゴール中11ゴールがホームゲームでの得点。今季も早くも2得点を決めたが、「アウェーでも取れるように頑張りたいと思います」と誓ってサポーターを沸かせていた。

 チームはボールを奪われてもすぐに奪い返して横浜FCにチャンスらしいチャンスをつくらせず。快勝を収めた千葉の木山隆之監督は「落ち着いて攻めて行こうと選手たちに言っていた。ゲームをコントロールできていたと思っている。(快勝の要因は)自信を持って自分達がしっかりボールを持ったこと。(ただ)もっと点が取れたし、もっといい試合ができたと思う」と語った。

 一方、横浜FCはFW三浦知良が今季初のベンチ入り。両SBの攻撃参加などで反撃もシュート19本を浴びるなど押し込まれ、ゴールが遠かった。三浦の出場機会もなく、無得点で敗戦。次節の東京V戦で今季初勝利を目指す。

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