26日、J1は第13節2日目を行ない、FC東京はホームの味の素スタジアムに5位の浦和レッズを迎えた。キックオフ直前のインタビューに応じたF東京のランコ・ポポヴィッチ監督は、「私たちは結果を出すために、ここにいる」と今季初の4連勝に向けて、意気込みを語った。

以下、会見全文

―今季最多の観客が入りそうだが?
「私たちは精いっぱいやるべきことをやります。その結果、どうなるかは試合後に見てみましょう。ただ、私たちは結果を出すためにここにいるので、良い結果を出したいと思います」
―昨日の練習で好調だった石川直宏選手を先発にした?
「昨日は素晴らしかったかもしれませんが、大事なのは今日です。今日、どういう動きをしてくれるかは、ピッチに出てみないとわかりません。昨日のプレーにナオが満足していたら、今日は良いプレーができないでしょう。でも、ナオは昨日のナオより、もっともっと良いプレーができるはずです。大事なのは、自分たちのやるべきことを開始直後からしっかりやること。そこが大切です」
―浦和レッズの印象は?
「やはりこれまでの実績を見れば日本でもトップレベルのチームだとわかります。サポーターの数もそうですし、これまで排出してきた代表選手の数を見ても、そういうことが言えるでしょう。それを見れば浦和がどういうクラブか分かるでしょう。そして、重要なのは浦和は今年、海外経験が豊富な選手を補強したということです。浦和もシーズン前には代表選手が何人か抱えていましたが、私たちもシーズンを戦う中で、何人か代表に選ばれるようになりました。そういう意味でもクオリティーでは彼らに劣っていませんし、これからも代表選手を多く輩出できるようにやっていきたいと思います」

(取材・文　河合 拓)