beacon

昨季決勝欠場の岩政、今季2敗の清水相手に“リベンジ”誓う

このエントリーをはてなブックマークに追加

 史上3チーム目の連覇を目指す鹿島アントラーズのDF岩政大樹が昨季の“リベンジ”を誓った。

 昨年の浦和との決勝戦。岩政は左外側広筋挫傷のため、スタンドから試合を見守った。チームは延長の末、タイトルを奪取したが、個人的には悔しさの残る決勝戦となった。「個人的には昨年は怪我で出ることが出来なかった。その時、決勝を見ながら思ったことを思い出して、試合に臨みたいと思います」。自ら口にしたように、昨年の悔しさは頭に残っている。

 相手は清水エスパルス。今季のリーグ戦でここまで2度対戦し、2度とも敗れている相手だ。さらに直近の10月27日に対戦した相手でもあり、意識しないわけにはいかない。「勝ったからこそいいこと、もしくは負けたからこそいいことがある。負けたからこそ得たものを利用して、明日は勝負したい」。お互い知り尽くした相手だからこそ見えてくるものがある。

「僕らは前年のチャンピオンではなく、チャレンジャーとして明日は挑みたい」

 16冠目のタイトルを目指す鹿島。数々のタイトル奪取に貢献してきた岩政だが、明日はチームとしても、個人としても負けられない戦いになる。

(取材・文 児玉幸洋)

▼関連リンク
ナビスコ杯2012特設ページ

TOP