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快進撃止まらず!横浜FMが今季公式戦5戦全勝!

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[3.23 ナビスコ杯第2節 甲府0-2横浜FM 中銀スタ]

 23日、ナビスコ杯は予選リーグ第2節を行い、Aグループのヴァンフォーレ甲府横浜F・マリノス戦は、MF兵藤慎剛とMF中町公祐のゴールによって横浜FMが2-0で快勝した。

 今季公式戦5戦全勝。「強い」横浜FMがアウェーで勝ち点3を獲得した。右SBに今季公式戦初出場となる天野貴史を起用。出場停止のFWマルキーニョスに代えてFW藤田祥史を1トップとして送り出した横浜FMは、前半4分にMF中村俊輔の左FKからCB中澤佑二が決定的なヘディングシュート。19分にはMF齋藤学のスルーパスで抜け出した藤田がGKをかわす。この場面ではシュートを撃ち切ることができずに得点できなかったが、23分だ。左オープンスペースを突いた齋藤が切り返しでマークを外し、右足でクロスボール。DFの頭上を越えたボールを、ファーサイドから詰めていた兵藤が頭でゴールへ押し込み先制した。

 一方、今季公式戦未勝利の甲府は20分、今季初出場のMF堀米勇輝が右中間からPAへ左足クロス。これをMF羽生直剛が右足ダイレクトで合わせたが、GK正面だった。対して樋口靖洋監督が「昨年から続けてきた守備のベースが今、非常にしっかりしていて、きょうも多くのボールを奪うということができたと思います」と評した横浜FMは、36分にDFドゥトラの正確な左クロスから藤田が決定的なヘディングシュートを放ち、後半5分にも左サイドの齋藤のラストパスから兵藤が決定的な左足シュートを放つなど、粘る甲府を攻守で上回っていく。

 甲府はハーフタイムに城福浩監督が「見えているところをシンプルに使って、相手のプレッシャーを利用しよう。後半、最初からしっかり走りきろう!」とアドバイスを送っていたが、先に次の1点を奪ったのは横浜FM。後半7分、中村の右CKをニアサイドの中町が頭で合わせて2-0とした。

 甲府は左サイドを抜け出したFW平本一樹のクロスにFW河本明人が飛び込む場面もあったが、無得点で敗戦。一方、J1での開幕3連勝に続き、ナビスコ杯でも連勝スタートを切った横浜FMの兵藤は「まだまだリーグ戦も、ナビスコも始まったばかり。今は調子いいですけれど、これを長く続けて最後に笑っていられるというのが強いチームだと思う。これに慢心せずに頑張ります」とタイトルを獲得して終わることを誓っていた。

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