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FW岡本の2発で逆転勝ちの新潟が今季初白星!! 10人のC大阪は今季初黒星

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[4.3 ナビスコ杯第3節 新潟2-1C大阪 東北電ス]

 月が替わった初戦で新潟が今季初勝利を挙げた。今季公式戦未勝利だったアルビレックス新潟はホームでセレッソ大阪に2-1で逆転勝ちし、今季初白星を手にした。一方のC大阪は前半早々に退場者を出したことも響き、今季公式戦初黒星を喫した。

 C大阪がいきなり10人での戦いを強いられることになった。浮き球パスで抜け出そうとしたFW川又堅碁を、背後からDF山下達也が手を使って倒してしまい、一発レッド。前半12分の段階で、C大阪は残り時間、10人で戦うことになった。

 しかし先制はC大阪だった。前半30分、右サイドでボールをキープしたFW柿谷曜一朗が細かいステップを踏みながらPA内に侵入。思い切って左足を振り抜くと、DFの足に当たってコースの変わったシュートがGK竹重安希彦のニアを抜き、ゴールネットを揺らした。

 先制を許した新潟だが、1人多いこともあり、ポゼッションを高めながら、C大阪ゴールに迫る。すると後半16分、スルーパスから左サイドを抜け出したDF金珍洙がダイレクトでクロスを上げる。これをファーサイドでFW岡本英也が打点の高いヘッドで合わせて、試合を振り出しに戻した。

 そしてついに後半40分、新潟に待望の逆転ゴールが生まれる。MFシンプリシオの中途半端なバックパスを川又が奪いに行く。カットした川又はパスを出すと、岡本がこの日2点目となる逆転ゴールを流し込んだ。

 試合後、柳下正明監督は「後半は落ち着いて出来た。サポーターも喜んでくれたと思う」と今季初勝利にホッとした表情を浮かべていた。


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