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初タイトルを目指す浦和MF原口「ワクワクしてきた」

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 前日練習を終え、決戦が近づいてきたことを浦和レッズのMF原口元気は実感していた。練習後、心境を聞かれた原口は「楽しみっていうか、全選手で、国立で(練習を)やらせてもらったので、非常にワクワクしてきたっていう感じかなと思います。みんなテンション高いし、徐々に決勝モードになって来たなと感じます」と話した。

 浦和のアカデミーで育ち、2008年からトップチームでプレーしている原口は、初のタイトルへの強い意欲を口にする。「僕自身、まだタイトルをまだ獲ったことがないので『浦和にタイトルを』っていう気持ち、それだけです。そのチャンスが目の前にあるっていう感じで、ワクワクしています」と、はやる気持ちを抑えきれない様子だった。

 対戦する柏レイソルについて「非常にアグレッシブなチームですし、攻撃には危険な選手が多く、難しい相手だとは思っています」と、原口は警戒する。それでも、「自分が勝利に導けるようなプレーをしていければと思うので、守備も攻撃も全力でやるだけです」と、チームを引っ張っていく強い意志をのぞかせた。

 また、原口は改修前に国立競技場で行われる最後のナビスコ杯決勝を戦えることも、モチベーションを高めていると明かす。「非常に雰囲気のあるスタジアムで、自然と気持ちも高まりますし、最後は良い試合をしたいですね」と、ファイナルに闘志を燃やした。

(取材・文 河合拓)
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