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3-0で快勝の鹿島は清水を抜くも、4位で決勝Tには進めず

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[6.1 ナビスコ杯第7節 鹿島3-0清水 カシマ]

 ナビスコ杯は1日、グループリーグ第7節を各地で行い、鹿島アントラーズはホームで清水エスパルスと対戦した。鹿島が3-0で勝利し、試合前2位にいた清水を抜いたが、他会場の結果で4位にとどまり、予選リーグ突破は果たせなかった。

 試合の序盤は清水が主導権を握り、鹿島ゴールを脅かす。しかし、CKの流れからFW大前元紀がゴール前で放ったシュートが左に外れるなど、好機を生かせない。対する鹿島は前半16分、FW土居聖真がドリブルで相手のマークを外し、PA外から右足でシュート。これがゴールに決まり、鹿島が先制する。これで勢いづいた鹿島は、26分にもMF柴崎岳からのスルーパスを受けたFW赤崎秀平が、右足でGKとの1対1を制して追加点。リードを2点に広げた。

 勝てばグループリーグ突破の決まる清水にも、絶好のチャンスが訪れる。前半44分、PA外から大前が放ったシュートが、PA内にいたDF昌子源の腕に当たったとして、PKが与えられる。これを決めて流れを取り返したい清水だったが、大前のシュートはクロスバーをかすめて、上へ外れて行った。

 後半に入り、鹿島には試合を決めるチャンスが来る。後半20分、赤崎がPA内でDF吉田豊に倒されて、PKを獲得。このキッカーをMF遠藤康が務めたが、シュートを左に外してしまう。しかし、鹿島は試合の流れを手放さなかった。

 後半33分にはFWダヴィを投入。ダヴィが馬力のあるドリブルでゴールに迫るなど、清水を脅かす。さらに柴崎もミドルシュートや、ダヴィの折り返しに合わせて決定的な場面を迎えたが、あと一歩ゴールを挙げられない。それでも、後半アディショナルタイムには、攻撃参加した昌子が左サイドから折り返したボールを、遠藤が左足で冷静にゴールに沈め、3-0で勝利。公式戦3試合ぶりの勝利を挙げて、意地を見せた。

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