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「チャンスは必ずくる」後半ATに決勝弾!!鳥栖が公式戦3連勝

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[3.18 ナビスコ杯グループA第1節 鳥栖2-1松本 ベアスタ]

 サガン鳥栖が後半アディショナルタイムの決勝弾で松本山雅FCに2-1で競り勝ち、白星発進を決めた。鳥栖はリーグ戦も含めると公式戦3連勝となった。

 1-1のドローで終えるかと思われた後半アディショナルタイム4分、スローインのリターンを貰ったMF藤田直之が右サイドからクロスボールを上げる。これをファーサイドで頭で押し込んだのがDFキム・ミンヒョク。フワリとした勢いのないシュートだったが、気持ちが乗り移ったようなボールが、GK村山智彦の手を弾いた。

「チャンスは必ずくると思っていた。みんなにはオウンゴールだと言われているが、僕のゴールだと思っています」。公式記録は、もちろんキムのゴール。来日初ゴールが決勝弾となった2年目の韓国人DFは、インタビュー台で胸を張った。

 先制も鳥栖だった。後半27分、エリア内でDF崔誠根がMF前田直輝に倒されPKを獲得。これをMF水沼宏太が決めて、試合を動かした。

 松本も鳥栖を上回る14本のシュートを放つなど、形は作った。後半41分にはCKのクリアボールを拾ったDF那須川将大のシュート性のボールを、FW阿部吉朗がヘディングで合わせる。最後はFW塩沢勝吾が右足でコースを変えて同点弾を決める。しかし土壇場で踏ん張れず、初のナビスコ杯はほろ苦発進となった。


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