beacon

新潟は広島を押し込むも、堅守を破れずにスコアレスドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.28 ナビスコ杯グループA第2節 新潟0-0広島 デンカS]

 ナビスコ杯は28日、予選リーグ第2節を各地で行い、アルビレックス新潟はホームでサンフレッチェ広島と対戦した。新潟が攻勢に試合を進めたものの広島からゴールを挙げることはできずに、試合は0-0のスコアレスドローで決着している。

 立ち上がりからボールを保持する新潟だったが、広島の守備を崩せずにシュートを打てない。耐える時間の長い広島は15分にDF塩谷司のスルーパスからMF柴崎晃誠がシュートを放ったが、枠を捉えきれなかった。

 前半23分には新潟もPA外でこぼれ球を拾ったMF山本康裕がミドルシュートを放ったが、GK林卓人の正面を突いた。その2分後にも山本康がワンツーで中央を突破。右のMF平松宗にパスを通したが、平松のシュートはDFに当たり枠に飛ばせない。さらに新潟は31分にもMF小林裕紀が中盤でボールを奪い、そのまま前にボールを運ぶ。小林はゴール正面から自らシュートを打ったが、これもGK林の正面に飛び得点できない。

 前半終了間際にも新潟は波状攻撃を見せる。平松のクロスが左ポストを叩くと、こぼれ球を拾ったFW田中達也のシュートはDFにブロックされた。アディショナルタイムにもボールを高い位置で回収する新潟は、右サイドからのクロスにFWラファエル・シルバが合わせたが、これもクロスバーを叩き、前半は0-0で終了した。

 後半開始と同時に広島は、FWドウグラスを投入する。新潟に押し込まれる展開が続いたが、後半11分には右サイドのMFミキッチのクロスをMF柏好文がすらして、MF森崎浩司が飛び込むが合わせ切れなかった。同17分にも広島はFW佐藤寿人を下げて、FW皆川佑介をピッチに送り出した。

 ここまでミドルシュートの多かった新潟も後半19分、小林の浮き球のパスをPA内で受けたラファエル・シルバがループシュートでゴールを狙ったが、ボールはクロスバーを越えた。同25分に新潟は田中が足をつり、FW山崎亮平を投入する。その直後、広島は森崎浩が新潟GK守田達弥がゴールマウスを飛び出したのを見て判断良くダイレクトシュートでゴールを狙ったが、枠を捉えられなかった。

 残り10分を切り勝ち点3の欲しい新潟は、広島に圧力をかける。しかし、集中を切らさない広島の守備を崩せない。後半43分には広島も反撃を見せる。パス交換でボールを前に運び、最後は塩谷がボレーシュートを放ったが、クロスバーに嫌われる。跳ね返ったボールを途中出場のMF清水航平が拾い、シュートしたが左に逸れて行った。

 結局、両チームともに得点を挙げられないまま、スコアレスドローで試合は終了。勝ち点1を分け合っている。


▼関連リンク
ナビスコ杯2015特設ページ

TOP