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G大阪JYで同期、昌子との決勝戦マッチアップに宇佐美「楽しみ」

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 ガンバ大阪のFW宇佐美貴史が、31日に行うナビスコ杯の決勝で対戦する鹿島アントラーズのDF昌子源とのマッチアップに闘志を燃やした。

 宇佐美と昌子は浅からぬ縁がある。ともにG大阪のジュニアユースで同期。昌子はユースに上がらず米子北高に進学したが、FW大森晃太郎を含め、人材豊富なG大阪下部組織で実力を高めあった。

 昌子とのマッチアップについて、「楽しみですね」と話す宇佐美。「今は鹿島の人間だというイメージが強いと思うが、僕も彼も(G大阪の)生え抜きとしての自覚は強いと思う。いい競争ができるようにしたい」と切磋琢磨を誓った。

「決勝での得点?そこに尽きる思います。こういう舞台で取ってきたという自覚もあるので、しっかり結果を出して、攻撃面を引っ張りたい」

 明日のポイントとして、宇佐美はサイドの攻防を挙げた。その争いを制すことが出来れば、自ずと昌子らが形成する守備網を崩すことに繋がる話す。「明日は仕掛ける意識を強く持ちたい。(昌子と)直接1対1になるかは分からないが、サイドを崩せば崩れていくと思う」。

 何より、G大阪の目標は明確だ。「去年はナビスコを獲れたからこその結果(3冠)だと思う。まずはここを獲ることが重要。みんなで表彰台に上がりたい」。2年連続の3冠へ。最初のタイトルは絶対に渡さない。

(取材・文 児玉幸洋)

●ナビスコ杯2015特設ページ

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