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36歳小笠原、遠藤との黄金世代対決は「意識しない」

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 31日に埼玉スタジアムで開催されるナビスコ杯決勝では、さまざまな“対決”が注目を集めそうだ。ガンバ大阪のFW宇佐美貴史、MF大森晃太郎、鹿島アントラーズのDF昌子源はG大阪ジュニアユースの同期。鹿島MF柴崎岳を含め、いわゆるプラチナ世代でもある。

 92年生まれの若手はチームでも日本代表でも台頭著しいが、クラブには絶対的な存在感を誇るベテラン選手も健在。鹿島MF小笠原満男、G大阪MF遠藤保仁という黄金世代2人の対決も見どころの一つだ。

「サッカーは個人戦ではない。1対1ではなく、11人対11人だし、チーム対チーム。あまり意識することはないけど、お互いにいいプレーができれば」

 小笠原は淡々と語りながらも、タイトルへの飽くなき欲求を隠さない。「アントラーズというクラブはタイトルを獲らないと評価されないクラブ」。過去2年、無冠に終わった悔しさをぶつけるつもりの36歳は「また数多くのタイトルを獲るきっかけになれば」と、3シーズンぶりのタイトル獲得へ静かに闘志を燃やした。

(取材・文 西山紘平)

●ナビスコ杯2015特設ページ

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