beacon

混戦B組…金森2G1Aの福岡が新潟に4発快勝! 2位で初の決勝T進出決定

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.5 ナビスコ杯GL第7節 福岡2-4新潟 レベスタ]

 ナビスコ杯は5日、グループリーグ第7節が行われた。勝てばグループリーグ突破の可能性があるアビスパ福岡アルビレックス新潟の対戦は、4-2で福岡が勝利。初の決勝トーナメント進出を決めた。

 試合は開始早々に動く。新潟は前半6分、MF鈴木惇のバックパスを奪ったFW山崎亮平がそのままPA左に侵入し、フェイントでシュートコースを作って右足を振り抜く。コントロールされたシュートがゴール右隅に決まり、新潟がスコアを動かした。

 1点ビハインドの福岡もすぐに追いつく。前半16分、自陣からのロングフィードにFW金森健志が反応。飛び出したGK川浪吾郎が憶測を誤り、ボールが頭上を越えると、これにも冷静に対応した金森が無人のゴールに右足で押し込み、1-1。同点とすると同19分、金森のロングスルーパスで抜け出したFW平井将生がGK川浪をかわして右足を振り抜く。角度はなかったがしっかりゴールに流し込み、2-1とした。

 一気に逆転に成功した福岡は前半37分、ハーフェーライン付近の右からMF邦本宜裕がゴール前に放り込んだボールを平井が胸トラップからPA中央に落とし、ゴール前に走り込んだ金森が右足でゴール左に決め、3-1でリードを広げる。その後は追加点こそなかったが、2得点の金森が積極的にゴールに迫るなど新潟の脅威となり、前半を3-1で終えた。

 新潟は後半開始からMF伊藤優汰とDFコルテースを投入。後半の45分間での逆転を目指した。後半8分、右サイドのDF松原健からパスを受けたMFレオ・シルバがPA中央から右足シュートもわずかにゴール左に外れる。同10分には伊藤が得意のドリブルで相手2人をかわしてPA右の深い位置からマイナスに折り返し、MF加藤大が左足シュートも左ポストに嫌われた。

 すると、新潟の反撃を耐えしのいだ福岡が追加点を挙げる。後半23分、左サイドで縦へ仕掛けたDF亀川諒史が上げたクロスを邦本がヘディングシュート。これは右ポストを叩いたが、跳ね返りをFW城後寿が体を投げ出して気持ちで押し込み、4-1と勝利を決定づけた。

 得点が欲しい新潟は後半26分、2月28日の練習で左大腿四頭筋の肉離れを負ったFW鈴木武蔵を投入。すると同37分に加藤の左CKから鈴木武が打点の高いヘッドを押し込み、2-4。点差を縮め、最後まで諦めない姿勢を示したが、追いつくことができず、2-4で敗退が決定した。一方の福岡は、勝ち点1差の柏が鳥栖と引き分けたため、初の決勝トーナメント進出が決まった。


●ナビスコ杯2016特設ページ

TOP