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あと一歩及ばず…柏は鳥栖とドローで5年連続の決勝T進出逃す

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[6.5 ナビスコ杯GL第7節 鳥栖1-1柏 ベアスタ]

 ナビスコ杯は5日、グループリーグ第7節が行われた。勝てば決勝トーナメント進出の可能性があった柏レイソルだが、サガン鳥栖と1-1の引き分けに終わり、グループリーグ敗退が決まった。

 すでに敗退が決まっている鳥栖は前半16分、MF鎌田大地が敵陣深くでボールを奪って中央に送り、MF楠神順平が横にドリブルしながらシュートコースを作って右足を振り抜いたが、決めきることができない。それでもMF藤田優人が右から上げたクロスに競ったFW池田圭がDF鎌田次郎のファウルを受けたPKを獲得。これを池田自らがゴール右に決め、先制に成功した。

 直後にFWエデルソンを投入した柏は、後半開始からDF湯澤聖人も入れ、反撃を試みる。同5分、湯澤が右サイドからゴール前へクロスを供給すると、MF武富孝介がヘディングシュートもクロスバー直撃。同8分には中央でパスを受けたMF伊東純也が左サイドのFW大津祐樹へパスを送り、PA中央から狙い澄ましたシュートを放つも、枠を外れた。

 それでも柏が厚みのある攻撃で鳥栖にプレッシャーをかけると、迎えた後半34分に待望の同点ゴールが生まれる。PA右に侵入した伊東が右足でふわっとしたクロスを上げると、後方から走り込んだエデルソンがヘッドでゴール右隅に突き刺し、1-1と試合を振り出しに戻した。

 追いついた柏だが、他会場の福岡がリードしているため、突破には勝ち点3が必要な状況。後半44分、左サイドで仕掛けて、中央にカットインした伊東が右足シュートもGK赤星拓のファインセーブに阻まれる。同アディショナルタイム5分には左サイドからのクロスをつないでMF茨田陽生が右足シュート。こぼれ球を拾った鎌田次が右足でゴールネットを揺らしたが、鎌田次のハンドを取られ、ノーゴール。柏は1-1の引き分けに終わり、5年連続決勝トーナメント進出とはならなかった。


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