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U-20日本代表MF遠藤が決勝オウンゴール誘発、横浜FMが甲府を下す

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[5.3 ルヴァン杯グループリーグ第4節 甲府0-1横浜FM 中銀スタ]

 ルヴァン杯は3日、グループリーグ第4節を行い、B組の横浜F・マリノスはアウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で競り勝った。リーグ戦は2連敗中の横浜FMだが、ルヴァン杯はこれで2連勝。2勝2敗の勝ち点6に伸ばした。

 先にビッグチャンスをつくったのはホームの甲府だった。前半5分、自陣からのMF保坂一成のロングフィードにFWドゥドゥが反応。DFラインの背後を取り、GKと1対1を迎えたが、右足のシュートはGK杉本大地が鋭い反応で弾き出した。

 横浜FMは前半29分、高い位置からのプレッシングでボールを奪い、右クロスにFWウーゴ・ヴィエイラが右足ボレーで合わせたが、至近距離でGK岡西宏祐に阻まれる。それでも直後の31分、波状攻撃から最後はMF遠藤渓太が左クロス。DF土屋征夫に当たってコースが変わると、ゴール前でMF吉尾海夏と競り合った甲府MF入間川景太の足に当たってゴールへ。吉尾のプロ初ゴールかと思われたが、公式記録は甲府のオウンゴールとなった。

 今月20日開幕のU-20W杯に出場するU-20日本代表メンバーに選出された遠藤が先制のオウンゴールを誘発し、1-0で前半を折り返した横浜FM。後半に入ると、1点を追う甲府も反撃に出るが、後半29分、MF橋爪勇樹の左クロスに合わせたFW河本明人のヘディングシュートは枠を捉えられなかった。

 甲府は後半37分、右クロスにMF道渕諒平がダイビングヘッドで飛び込んだが、杉本の好セーブに阻まれ、最後まで同点に追いつくことができなかった。0-1の零封負けで公式戦3試合ぶりの黒星。リーグ戦は3勝3分3敗で12位につけているが、ルヴァン杯は2分1敗と勝利を挙げられずにいる。

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