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15歳久保建英、37歳小野伸二のプレーに驚嘆「足に何かついているんじゃないかと…」

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FW久保建英(左)とMF小野伸二

[5.3 ルヴァン杯GL第4節 FC東京1-0札幌 味スタ]

 対戦相手として同じピッチに立った37歳のMF小野伸二と15歳のFW久保建英。小野は22歳年下の久保の印象を「非常に堂々としている感じが、頼もしく見えた」と語った。

 先発出場した小野に対し、久保は後半21分から投入された。マッチアップすることこそなかったが、久保はボールを呼び込んで積極的にドリブルで仕掛ける場面もあり、同39分には直接FKでゴールを脅かし、小野も「あそこで蹴らせてもらえるくらい信頼されているんだと。FC東京の選手たちも彼をリスペクトしていると思う。ゴールしちゃうんじゃないかなというオーラも出ていた」と称賛する。

 しかし一方で、この日がトップデビューということもあり、「今日に限っては少し遠慮もあったと思うし、(J3の)U-23の試合や(年代別)代表の試合になったら、もっと違うものが見えると思う」と感じたようだ。

 15歳当時の自身と比較すると「全然、比べものにならないくらいすごいと思う」と話すと、「このままやっていけば、きっとすごい選手になると思うので、ケガだけには気を付けて頑張ってほしい」とエールを送った。

 小野のプレーを「ユーチューブでも見たりする」という久保は、「トラップは足に何かついているんじゃないかというくらい、吸い付くようなトラップばかりで、これが一流選手なんだと思った。W杯などを経験されていて、オーラもあり、一つひとつのプレーの質も高かった。本当にいい経験をさせてもらいました」と偉大なる先輩のプレーに刺激を受けたようだった。

(取材・文 折戸岳彦)
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